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週刊「よりよい生き方」 NO.460 10.07.04
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○ ひとこと ふたこと ○
一面で判断すれば不幸でも、全体を見わたすと、幸福の要素が見つかります。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
空模様が変わるように、心も変化します。人間も自然の一部です。空と心は、
何らかのつながりがあるようです。曇り空の時は憂鬱になったり、雨上がりの
晴天の朝は気分がスッキリすることもあるでしょう。
空はさまざまな変化を繰り返します。どんよりとした曇天もあれば、やみそう
にない雨もあります。時には雷雨もあります。それでも、やまない雨はありま
せん。いつかは晴れる日がやってきます。
雨が続けば、晴天のありがたみがわかります。しかし晴天ばかりでは、作物が
うまく育ちません。作物にとって、晴天が必要なように、雨の日も必要です。
作物だけではなく、私たち人間にとっても、晴れの日も雨の日も必要です。
心も同様に、喜びも悲しみも必要です。悲しみや苦しみがあるから、人の痛み
がわかります。寂しさやつらさがあるから、人はやさしくなれます。苦痛を味
わうから、ほんとうの喜びを知ることができるのです。
昼間であれば、雲の上には太陽があります。
土砂降りであっても、雨雲の向こうには太陽があるのです。
空が変化しても、いつでも空には太陽があることを、忘れたくないものです。
心の奥底には、いつでも太陽のような光があります。
マイナスの感情に覆われても、誰もが、心の中に光を持っています。
いつでも心の中に太陽があることを知っている人は、目先の出来事に感情を惑
わされません。心の中に太陽があるから、さまざまな苦難を乗り越えていける
のです。
心の中にある光は、平らな道では、なかなか見つかりません。
さまざまな経験を通して、人は、心の中にある光を知ります。
人は学ぶことによって、心にある光を知るのです。
苦悩とは、光を知るために、目の前にあるのではないでしょうか。
試練とは、光を探す手がかりなのではないでしょうか。
心の中に太陽があることを、忘れたくないものです。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
暗闇の中だからこそ、光を見つけやすいのではないでしょうか。
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