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    週刊「よりよい生き方」     NO.462      10.07.18
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○ ひとこと ふたこと ○


小さなことの積み重ねが、大きな成果につながります。
自分にできることを、やり続ければいいのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


先日のゲリラ豪雨で、自宅から15キロほど離れた町で大きな災害がありまし
た。大雨で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

何台もの車が流された現場は、僕が何度も通ったことのある道です。テレビで
も言っていましたが、「まさか、こんなところで、こんなことが」と思うよう
な事態でした。

「明日は我が身」という言葉もあります。自分の身にどんな災害が起きるのか
予測できませんが、なんらかの備えは必要だと思います。しかし今回のような
災害は、人間の予想を大きく上回るものであり、あらためて自然の恐ろしさを
感じます。

大きな自然災害に巻き込まれた人の多くは「まさか自分が」と、思われたので
はないかと想像します。実際私たちは、大きな災害は、テレビの向う側の世界
としてとらえているように思います。

時として、人間は自然の前では無力です。自然を壊し続けたツケが回ってきた
のかもしれません。それでも何か、私たちにできることはあると思います。

「地球にやさしく」という対策は、公害問題以降、さまざまな形で40年近く
取り組まれています。特にこの10年ほどの間に、人々の環境に対する関心は
高くなりました。

小さなところから、今の自分にできることを、考えてみたいものだと思います。
ゴミを減らすことや、リサイクルに協力することも、工夫次第ですぐにできる
ことです。節電やエアコンの冷房温度を上げたり、車のアイドリングストップ
など、できることはいろいろとあります。


学生の頃、先輩におごっていただいても、「ごちそうさまでした」以外のお返
しができません。そんな時ある人が、「君たちは、いつか後輩におごればいい。
それが恩返しみたいなものだから」と、おっしゃいました。直接のお返しがで
きなくても、違う形のお返しがあると思います。

恩返しというわけではありませんが、自分にできる小さな環境対策の積み重ね
が、災害で犠牲になった人たちの無念を、無駄にしないことだと思います。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

自然が変化しているように、私たち人間も、何かを変えなければいけない時代
なのではなかろうかと思います。心も生き方も、変えることができます。良い
方向に変えていきたいものですね。

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