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    週刊「よりよい生き方」     NO.463      10.07.25
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○ ひとこと ふたこと ○


私は、私のままでいい。
あなたは、あなたのままでいい。

容姿も考え方も違う人間同士、互いに認め合うことが大切です。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


先日、10年ぶりに交流分析のテストを行いました。交流分析とは、アメリカ
のエリック・バーンが提唱した心理学理論です。

簡単に説明しますと、自我状態には「批判的な親」「保護的な親」「大人」
「自由な子ども」「順応した子ども」という5つの要素があります。誰もが5
つの要素を持っていて、場面や状況によって親の要素が強くなったり、子ども
の要素が強くなる、という考え方です。

交流分析では、エゴグラムテストを用いて、自分を知ることができます。僕は
何度もテストしましたが、たいてい同じようなグラフになります。しかしその
時の状況によってグラフが変わりますので「けっこうストレスがたまっている
な〜」などと、自己分析することができます。

そしてスムーズなコミュニケーションと、食い違うコミュニケーションを知る
きっかけにもなります。大人と大人、子どもと子ども、といった具合に、双方
が同じ自我状態であればコミュニケーションはうまくいきます。

大人同士の発言に対して、親が子どもに語りかけるような応答をすれば、コミ
ュニケーションは食い違います。相手の言動を観察しながら、どの自我状態を
使うかによって、結果が変わります。交流分析には、自我状態を切り替えなが
ら、円滑なコミュニケーションを図ろうとする目的があります。

今回もそうでしたが、短時間で行う交流分析では「自分を知る」というパート
しかできません。コミュニケーションに関しては、「この資料を読んでおいて
ください」といったレベルになります。それでも自分を客観的に見て、自分を
知るヒントにもなりますから、交流分析は効果的な手段だと思います。


交流分析を通して学んだことは、人はそれぞれに違う、ということです。
自分と相手の違いを認めることが、何よりも大切なことです。

自分と相手は同じと思うところから、誤解が生まれます。
自分と相手の違いを認めて、違いを尊重することが、人間関係には必要です。

現在、自治会長をやっていますから、つくづく「いろんな人がいるんだな〜」
と実感しています。

人それぞれ、顔が違います。
同様に、心も違うことを、忘れないようにしたいものですね。



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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

人と人、お互いに認め合うことは理想ですが、うまくいかない時もあります。
それでも自分が相手を認めようとする気持ちは、持ち続けたいものですね。

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