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    週刊「よりよい生き方」     NO.466      10.08.15
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○ ひとこと ふたこと ○


ものさしは違っても、人それぞれに、気を遣いながら人と接しています。

照れ屋の人もいれば、言葉の悪い人もいます。
気を遣わないように見える人でも、その人なりに気を配っています。

心にゆとりが生まれると、その人なりの思いやりがわかるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


車は、タイヤと路面の摩擦によって動きます。
したがって車のタイヤは、摩擦を計算しながら作られています。

摩擦が少なければ、燃費が向上します。
しかし摩擦がなければ、車は動きません。

摩擦が少ないと、止まることも、曲がることもできません。
摩擦は強ければいいとか、弱ければいいのではなく、バランスが大事です。

人と人の間にも、いくらかの摩擦はあります。
ストレスを感じない摩擦もあれば、心を痛める摩擦もあります。

大きな摩擦を経験すれば、気も滅入ります。
人を信じられなくなることだって、あるかもしれません。
それでも人は、ひとりでは生きていけません。

摩擦のないつきあいは、挨拶さえ交わさない関係かもしれません。
人と人の間に、いくらかの摩擦があるから、仲良くなれるのです。
誰かに傷つけられても、違う誰かに癒されることだってあるのです。

人と人の関係は、いろいろな経験を通して、良くなったり悪くなったりします。
関係が悪化しても、初期の段階であれば、誠意のあるしぐさと、心のこもった
言葉によって、修復することは可能です。

「ごめんなさい」や「すみません」と、ひとこと言えば収まることがあります。
「ありがとう」によって、それまでの摩擦が小さくなることもあります。
これらの言葉は、すなおな気持ちから生まれます。

摩擦を感じる時は、すなおな心を忘れているのではないでしょうか。
摩擦を感じたら、すなおな自分を取り戻すチャンスです。

心が素直になれば、やさしい言葉と笑顔が出てきます。
やさしい言葉と笑顔を取り戻せば、摩擦は小さくなります。


相手を変えられなくても、自分を変えることはできるのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

大きな摩擦は、人間を成長させる教材になります。
なにごとも心の持ち方しだいですよね。

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