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    週刊「よりよい生き方」     NO.469      10.09.05
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○ ひとこと ふたこと ○


足りないなにかがあるから、人は成長できるのです。

足りないものを埋めようとするのも、足りないままにしておくことも、すべて
自分で決められることです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


幸せの定義は人それぞれですが、満たされたものを実感するとき、人は喜びを
感じます。喜びは、誰かと比べるものではありません。自分の心がうれしいと
思えば、どんなことでも幸せの素材になるのです。

朝目覚めた時に、生きていることも幸せです。おいしいものを食べた時の満足
感も幸せです。好意を持っている人と挨拶するだけでも、幸せなことです。心
のふれあいを感じる時も、幸せになれる瞬間です。

足りないものを埋めた時、幸せを実感できます。それは目標であったり、物で
ある場合もあるでしょう。幸せの素材は、形のないものもあれば、形あるもの
もあります。形あるものは、いつかはなくなりますが、形のないものは心にと
どまります。

時代が変われば、価値観も変わります。年齢を重ねれば、大切なものも変わる
ことでしょう。健康を損なえば、幸せのものさしも変わります。失意の中にい
れば、視界が狭くなることもあります。

それでも喜びを感じる心は、時代や年代や、置かれた状況に関わりなく、いつ
でも自分の中にあるものです。思い通りの生き方ができなくても、心には幸せ
を感じる機能があるのです。

自分が持っているものを喜べる時、人は幸せです。持っていないものや、なく
したものに心を奪われる時、人は不幸に傾きます。

人間の欲望には際限がありません。何かを満たせば、それ以上のものを求めた
くなります。満たされた部分に満足できるのか、できないかによって、心のあ
り方も変わります。

幸せの感度が高いのは、心が落ち着いている状態です。穏やかな心でいる時ほ
ど、喜びを見つけやすくなります。たとえ状況が変わらなくても、心のあり方
しだいで、どこにでも幸せを見つけることは可能です。

自分の心次第で、人は幸せを実感できるのです。
幸せの素材はいつでも、すぐそばにあるのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

さりげない一言で、心が救われることもあります。言葉を大切にすることは、
心を大切にすることとつながっているように思います、

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