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    週刊「よりよい生き方」     NO.474      10.10.10
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○ ひとこと ふたこと ○


この世の中には、あなたを必要とする人がいます。
あなたの存在が、誰かの役にたっているのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


世間には、いろんな人がいます。自分と相性の合う人もいれば、どれだけ努力
しても合わない人もいます。それでも私たちは、さまざまな人と関わりを持ち
ながら生きているのは事実です。

昔、多くの学校の先生は「誰とでも仲良くしなさい」と、言われました。現実
としては、誰とでも仲良くなることは不可能かもしれません。

表面的には仲がよくても、陰で悪口を言う人がいます。しょっちゅうケンカば
かりしているのに、じつは仲がいい、という人もいます。厳しいことばかり言
うけれど、その人のいない陰でほめる人もいます。

仲良くできない人と、無理に合わせていればストレスがたまります。嫌ってい
る人にお世辞を言うと、自分がみじめになることもあるでしょう。それでも人
は、ひとりでは生きていけません。いろいろな人の力を借りながら、支え合っ
て生きているから人間なのです。

人は、誰かに傷つけられても、ちがう誰かに癒されています。誰かを傷つけて
も、誰かの力になっています。昔から「お互いさま」という言葉があります。
迷惑をかけられても、「お互いさま」と言えれば、心は落ち着きます。

誰かに親切にしてもらうこともあります。そんな時、すなおに「ありがとう」
と言えば、お互いの気持ちがよくなります。迷惑をかけたら、すなおに「ごめ
んなさい」と言えば、気まずさも小さくなります。

すなおな気持ちになることが、人間関係をよくするコツではないでしょうか。
すなおになれば、温かな言葉が出やすくなります。すなおになれば、心のわだ
かまりも治まるのではないでしょうか。

苦手な人と、接していかなければならない状況もあります。無理に仲良くなろ
うとするよりも、すなおな気持ちになって、その人と接すればいいのです。
すなおになれば、ほどよい距離感がわかります。すなおになれば、苦手な人の
良さも、すこしは見えてくるものです。

人間関係の基本は、「はじめに自分ありき」です。自分の位置をしっかり把握
すれば、すなおな気持ちになれます。自分を見失うから、心がふらつくのでは
ないでしょうか。

自分に対して、やさしくなればいいのです。
そうすれば、人にもやさしくなれます。

自分を好きになればいいのです。
そうすれば、人の良いところを探せるようになるのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

許せない人がいても、自分の立ち位置を変えれば、気にならなくなります。
「いろんな人がいるんだな〜」と思えば、人に対して寛容になれるのではない
でしょうか。

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