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週刊「よりよい生き方」 NO.475 10.10.17
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○ ひとこと ふたこと ○
心が一番強い状態は、平常心の時です。
心が一番やさしくなれるのも、平常心の時です。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
日常の仕事などで多くの時間、心の目線は外を向いています。人に気を使うこ
ともあれば、誰かの言動に心を惑わされることもあるでしょう。悪いことに対
して、犯人捜しをしたくなる時も、心は外を向いています。
人は、ひとりでは生きていけません。いろいろな人と関わりを持ちながら生活
しています。仲のいい人とだけ関わっていれば問題はありませんが、苦手な人
とも接していかなければいけません。
気を使うあまりに、胃が痛くなることもあります。言いたいことを我慢して、
ストレスがたまることもあります。わかってくれない人に対して、イライラす
ることもあります。正論を言ったつもりでも、受け入れてもらえなければ、腹
が立ちます。
怒りを爆発させれば、後悔しか残りません。人の悪口を言って、その場はスッ
キリしても、心の中には,、後味の悪さが残ります。気を利かせたつもりでも、
感謝されなければ、心の混沌が増大することもあります。
人間関係には、摩擦がつきものです。それが心地よい場合もあれば、そうでな
い場合もあります。どちらかといえば、気分のよくないケースの方が多いのか
もしれません。
心の状態は、外側の現象によって、良くもなれば悪くもなります。外側に気を
とられる間に、自分を見失うこともあります。
しかし心は、外側だけではなく、内側に視線を向けることもできます。
外側に向いていた目線を、内側に向けることで、心のバランスが良くなります。
そのために、一日に一度、わずかな時間でも、自分のための時間を確保したい
ものです。自分に戻るひとときがあると、生活にうるおいが生まれます。
自分に戻るための手段は、自分にあった方法でかまいません。
これをすれば心地よいと思うことでいいのです。
音楽を聴いたり、本を読んだり、汗を流したり、おいしいものを食べたりと、
自分にあった方法で、おだやかな心を取り戻したいものです。
心がおだやかな時間は、イヤなことや辛いことを忘れます。
内側に目を向けることで、違った発想が生まれることもあります。
自分自身に目を向ける時間を、確保したいものですね。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
自分の基軸をしっかりと保てば、外側に惑わされなくなります。そのために自
分を見つめて、平常心を取り戻すことが大切です。
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