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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.478 　　 　 10.11.07
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○　ひとこと　ふたこと　○


成功すれば自信になり、失敗すれば勉強になります。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「こんなはずではなかったのに」と、現実を受け入れられない瞬間は、誰にで
もあると思います。あえて瞬間と表現したのは、その次にどう考えるのかは、
人によって変わるからです。

悪く受け止めれば、考え方も悪い方へと向かいます。いろいろ原因を分析して
も、否定から入る場合は、悪い要素に目が行きます。あれこれと、そうなった
理由を探すうちに、誰かのせいにすることもあれば、自分を卑下することもあ
ります。

人のせいにすれば、原因を作った人を憎んだり恨むこともあります。自分を見
下せば、心のマイナスが大きくなって、何もかもがイヤになります。マイナス
の心から負の連鎖がはじまれば、心の闇に飲み込まれることもあります。

「この程度で済んでよかった」と、冷静に見つめて肯定すれば、前向きな選択
肢が見つかります。冷静になれば、自分の失敗から何かを学ぶことができます。
あるがままを受け止めれば、そこからどうすればいいのかと、前向きに考える
ことができます。

現状を肯定することは、現況に甘んじることではありません。認めることは、
満足したり妥協することではなく、プラスでもなくマイナスでもない、中立な
心にすることです。心をニュートラルにすれば、前に進むのか、後ろに下がる
のかも自由自在です。

否定すれば心は不自由になりますが、肯定すると心は自由になります。
心が自由であれば、落ち込む必要もありません。
心が自由であれば、誰かのせいにすることもありません。

現実を肯定することは、一度立ち止まって、反省するところは反省して、やり
方を変えて前に進むための貴重な時間です。否定すれば立ち止まる時間は長く
なりますが、肯定すると立ち止まる時間も短くなります。

いつでも現実を肯定できると、心の瞬発力が強くなります。
心の瞬発力は、ものごとに対して臨機応変に対応する心の柔軟性です。

やわらかい心は、現実を肯定するところから生まれます。
自由な心は、事実を肯定するところから生まれるのです。

現実を肯定して、心を自由にしてみませんか。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

このメルマガが配信される明日で、自治会のおもな行事が一段落します。年度
末の春祭りまでは、リラックスできると思います。先の目処が立つと、ホッと
しますよね。

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