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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.479 　　 　 10.11.14
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○　ひとこと　ふたこと　○


過ぎた過去の事実は変えられなくても、解釈を変えることは可能です。
過去の意味づけを変えれば、今の自分が輝くのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


心をニュートラルにすると、ゆとりが生まれます。車のギアに、前進と後退の
間にニュートラルがあるように、人の心にも同様の位置があります。

心の中立地点は、プラスでもなければマイナスでもありません。あるがままの
自分でいる時が、ニュートラルな状態ともいえるでしょう。

不安や心配があれば、心はマイナスに傾きます。傾きが小さなうちは、意識を
少し変えればニュートラルに戻せます。しかしマイナスが大きくなると、なか
なか元には戻せません。

荒療治ですが、マイナスをニュートラルに戻す近道は、最悪の事態を考えてみ
ることです。最悪を想定した場合、それ以上悪くなることはありませんから、
覚悟ができます。覚悟を決めると、焦りもなくなって、心が落ち着きます。

やる気に満ちたプラスの状態には、えてして油断が生まれます。油断すれば失
敗することもあります。油断したことで、大きな挫折を味わうこともあるでし
ょう。プラスへの振り幅が大きいほど、心はふりこのように、うまくいかなか
った時の落ち込みが大きくなります。

しかしいかなる状況にあっても、心にはニュートラルな位置があります。マイ
ナスが大きくなりすぎて、たとえ自分を見失ったとしても、心の中心点はいつ
でも存在するのです。

心には、大きな力があります。どん底の時でも、有頂天の時でも、一瞬にして
ニュートラルに戻すことは可能です。意識を変えればニュートラルに戻せます。
意識だけで戻らなければ、かけ声を自分自身にかければいいのです。

マイナスの人がプラスになろうとすれば焦ります。しかしプラスにしなくても、
ニュートラルにすればいいのです。ニュートラルにすることは、自分に返るこ
とです。

心の力を信じることが、自分を取り戻す早道です。
自分を信じることが、心のゆとりやおだやかさを取り戻す本道です。
あるがままの自分に、もどればいいのです。

いつでも答えは、自分の中にあります。
いつでも心には、ニュートラルな位置があるのです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

僕の場合、「割り切ろう」「リラックス、リラックス」が、ニュートラルに戻
す時のかけ声です。自分にあったかけ声を、見つけたいものですね。

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