◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
    週刊「よりよい生き方」     NO.514      11.09.11
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
  
○ ことばのちから ○


3年後の自分をイメージして、今の自分に語りかけることができます。
将来の自分から、今の自分を励ませばいいのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


○心のままに○


人それぞれ顔が違うように、考え方や習慣が違います。違うことがわかってい
ても、同じ答えを期待することがあります。

自分のイメージに当てはまれば好感を持つのに、イメージが外れると嫌悪する
こともあります。怒りを感じたり失望するのは、自分のイメージ通りにならな
い時です。

人であったり結果であったりと、対象はさまざまでも、思い通りにならないと
腹が立ちます。予測が外れるとがっかりします。

怒りや失望を感じないためには、期待しなければいいのかもしれません。
期待を裏切ることがなければ、おだやかに過ごせるのかもしれません。

期待を小さくするとか、望みを低くすれば悪い感情も起こりにくくなります。
しかし、それでは人間的な面白みがありません。


喜びと怒り、哀しみと楽しさは、人が生きていくために必要なものです。
プラスの感情もマイナスの感情もあるから、人はバランスを保てるのです。

ひとつひとつのパーツで考えれば、腹の立つこともあれば、許せないこともあ
るでしょう。しかし全体でとらえてみると、マイナスの感情が必要であること
もわかります。

落ち込んだり失望するから、喜びがいっそう大きくなります。
イヤなことやつらいことがあるから、うまくいった時にうれしいのです。

失望や挫折は、喜びを大きくするためのスパイスです。
怒りや哀しみは、人間を大きくするための調味料なのです。

単体で考えれば、イヤなことが多くても、全体としてとらえれば、人生、そん
なに悪いものでもありません。全体で考えれば、目の前にある壁は、ピョンと
跳び越えられるハードルなのです。

辛い時や悲しい時は、全体を考えてみればいいのです。
人生、しめてなんぼです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>

秋空のように、心おだやかな1週間でありますように。

----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/  (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
         http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
    <ご意見・ご感想> iso87@bb.wakwak.com
    <ホームページ>  http://park10.wakwak.com/~ikigai
    <発行者>     礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2011 Hiroshi Iso                         もどる