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    週刊「よりよい生き方」     NO.527      12.01.01
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新年 あけましておめでとうございます。

皆様にとって、明るく健やかな一年であることをお祈り申し上げます。


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○ ことばのちから ○


人間として、一番大事なことは「生きていくこと」です。

ただ生きているだけでも、すばらしいことです。
あなたが生きているだけで、それを励みにしている人がいるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


新しい年がはじまりました。

お正月は、新しい気持ちに切り替えるチャンスです。
イヤなことや忘れたいこと・・・、古いコートを脱ぎ捨てるチャンスです。


たとえ、きれいさっぱり忘れることができなくても、悩みを小さくすることは
できます。そもそも自分に解決できない問題は、我が身に降りかからないもの
です。ほんの少し見方を変えるだけでも、解決の糸口は見つかります。

たとえば、クジラを食べることを想像してみてください。自分よりも大きなク
ジラなど、そのままでは食べることができません。小さく切り刻む必要があり
ます。小さくしていけば、食べられる大きさになります。

問題も同様に、大きいままでとらえれば解決できません。小さく切り刻んでい
くうちに、「あっ、これは簡単に解決できる」というように、やさしい問題が
見つかります。まず、自分にできそうなところから取り組めばいいのです。

やさしい問題でも、解いていくうちに力がつきます。力がつくことによって、
以前は解決できなかった問題でも、解決できるようになるのです。


僕は以前、成功に関するセミナーを受けたり本を読みました。手法はそれぞれ
違っても、共通点として目標設定を取り上げています。こうした自己啓発では、
大きな目標を設定したくなります。

その頃は気づかなかったのですが、目標設定の定義の中に「実現可能な目標を
設定する」というものがあります。つまり、少しがんばれば達成できる目標を
設定すると、達成可能になります。

できなかったことができるようになると、喜びが生まれて、自信がつきます。
小さな達成感の連続が、人間を進化させるのです。小さな達成の連続が、大き
な夢を叶える近道になるのです。

大きな目標を設定することは悪いことではありません。残念ながら大きな目標
は、すぐに実現できるものではありません。大きな目標と現実の橋渡しをする
ための、実現可能な小さな目標があれば、ゴールに近づくのです。

大きなものでも、小さなパーツに分けることによって、できることが見つかり
ます。できるところから、コツコツと積み重ねていけばいいのです。

できることから、はじめてみませんか。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

本年もよろしくお願いいたします。

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