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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.536 　　 　 12.03.18
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○　ことばのちから　○


人は過去に生きることも、未来に生きることもできません。
生きているのは、今・この場所です。

今が充実すれば、学習効果として、つらかった過去が光り輝きます。
今が充実していれば、未来に希望を持つこともできます。

今をどう生きるのかが、大切なのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


人の心は、天気と同じように、　照る日もあれば曇る日もあります。
時には土砂降りになったり、何日も雨が続くことがあるかもしれません。

それでも昼間であれば、雨雲の上には太陽があります。
嵐の中でも、雲の上には太陽があるのです。

直接目に見えるものしか、信じられないことがあります。しかし目には見えな
くても、雲の上に太陽があるように、心の中にも太陽と同じものがあるのです。
どれだけ落ち込んでも、どんなに悩んでも、いつでも心の中には光があります。

暗い気持ちになることもあるでしょう。
それでも、明けない夜がないように、終わらない苦しみもないのです。

心の中にある太陽は、愛であったり、夢や希望です。
心は自分の意思で、明るくすることもできます。
心を明るくする方法は、明るい言葉を使うことです。
明るい言葉を使ううちに、心も明るくなるのです。


晴れた日ばかり続けば、作物の育ちが悪くなります。
かつては日照りが続いて、飢饉が起きた時代もありました。
そういう意味では、雨も必要です。

同じように人の心にも、雨の日は必要です。
雨の日があるから、喜びや感謝も生まれるのです。

雨の日があるから、心は強くなるのです。
悲しみがあるから、心にうるおいが生まれるのです。


なにひとつ無駄なものはないのです。



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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、今週はすこし暖かくなりそうです。
寒暖差もありますので、お風邪などにはお気をつけください。

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