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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.539 　　 　 12.04.08
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○　ことばのちから　○


美しい花に感動するのは、心がきれいな証拠です。

昨日と変わらない一日でも、心の持ちようで今日を輝かせることができます。
心しだいで、どんな現実も美しく見えるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○先賢のことば○


明日ありと思う心のあだ桜　　夜半（よわ）に嵐の吹かぬものかは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（親鸞）


明日見に行けばいいと思っていた桜が、夜の嵐で散ってしまうかもしれない、
という意味。今日が大切という道歌（教義のための歌）です。


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○心のままに○


今朝６時から１時間ほど、桜の下をメインに歩きました。ウォーキングを１０
ヶ月続けましたが、この日のためにやってきたような気がして、なんだかうれ
しくなりました。まさにご褒美ですね。

例年以上に寒く、まだ３月初旬の気温ですが、それでも桜は咲きます。平年よ
り遅いとはいえ、今年も桜が咲いて、ホッとしています。あたりまえのことで
すが、そういうことをありがたいと思う心を大事にしたいものです。

いたるところで場所取りのロープが張られていますが、一人、ぽつんと場所取
りをする人もいて、たいしたものだと感心しました。

公園ではイベントがあるらしく、７時を過ぎるとスタッフの人たちが掃除をし
ていました。おもに上を見ていますが、歩きながら、さほどゴミは気になりま
せんでした。夜桜見物の人も、マナーが良くなったように思います。

それぞれ、桜の見方や楽しみ方があります。
皆が気持ちよく桜を楽しめればいいと思いながら、公園を後にしました。

一本だけの桜も、たくさんの桜も、それぞれに趣があって、いいものです。
桜を見ながら、平和のありがたさを感じました。

桜を見ながら、今を大事にしたいと思いました。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

桜の下を歩きながら、親鸞の道歌を思い出したのでご紹介しました。

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