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    週刊「よりよい生き方」     NO.541      12.04.29
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○ ことばのちから ○


時には、割り切ることも必要です。

何かに集中すれば、切り替えも早くなります。
切り替えが早ければ、傷の浅いうちにやり直せます。


掃除は集中力を養います。
一心不乱に掃除すれば、心の曇りもとれて、スッキリします。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


昔、「車は走る凶器」と言われました。多くの人が被害に遭う自動車事故が続
き、そうした報道に触れるたびに心が痛みます。事故によって亡くなった方々
のご冥福をお祈りいたします。


僕も小学1年の時、交通事故に遭いました。足の骨折でしたが、病院の不手際
などもあって、8ヶ月以上入院しました。夏休み明けの事故で、2学期と3学
期を欠席し、2年生になってから学校に戻りました。

医療システムも、今と昔では大きくちがいます。今は足の骨折で手術をしても、
すぐに歩きなさいという治療です。昔は、骨がしっかりとくっつくまでは入院
していました。

僕の場合、2週間、骨折した足に包帯を巻くだけという、ずさんな医療でした。
結局、やぶ医者という評判を聞いて病院を変わりましたが、変わった病院でも
手術を失敗して、入院期間が長くなりました。(同じ場所を手術したのですか
ら、失敗だと思います)

勉強の遅れもありましたが、それはさほど気になりませんでした。気になった
ことは、リハビリのために早退することでした。親が迎えに来るたびに、友達
と遊べなくて、悲しくなったことを思い出します。


重傷を負うことによって、人生が変わることもあります。
今までできたことが、できなくなって、落ち込むこともあるでしょう。
気持ちを入れ替えるのは、たやすいことではありません。

それでも人は、生きていけるのです。
ちがう生き方をすることで、見えてくることもあります。
ちがう生き方をすることで、味わえる喜びや幸福があります。

何度でも、人間はやり直すことができるのです。
今いる場所にも、喜べる何かがあるのです。



振り返った時に、「あんな辛いことがあったけれど、そのおかげで・・・」と
思えるような生き方をしたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

ゴールデンウィークがはじまりました。良い1週間をお過ごしください。

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