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    週刊「よりよい生き方」     NO.544      12.05.20
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○ ことばのちから ○


悪いと思っていたことの中に、幸運の要素があります。
良いと思っていることの中にも、不幸の要素があります。

光と影があるように、ものごとには、さまざまな要素があります。
どちらの要素を引き出すかは、自分の心しだいなのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


喜・怒・哀・楽は、どれも必要な感情です。どれかを押さえつければ、ストレ
スがたまります。感情を押し殺すのは、病気の原因になります。そうならない
ためにも、感情とうまくつきあいたいものです。

怒りの感情は、社会生活において、コントロールが必要です。感情の赴くまま
に行動すれば、敵を作ります。一時的にまわりが我慢しても、いつかその報い
を受けることになります。

怒りがマイナスの感情といって、「怒るのは、よくない」と決めつけるのでは
なく、その気持ちを認めればいいのです。自分の感情を素直に認めれば、暴走
を防ぐことができます。素直に認めれば、冷静さを取り戻せます。

たとえば10年くらいの長い目で見れば、今感じている怒りは、どれほど重要
なものでしょうか。10年後には忘れるかもしれないことに、腹を立てるのも
さみしいことです。

人の心は伸縮自在です。大きくすることもできれば、小さくすることもできま
す。心を大きくすれば、怒りの感情も収まるのではないでしょうか。怒りがこ
み上げるのは、心が小さくなっているから・・・、かもしれません。

見方を変えるだけで、感情は変化します。
見方が変われば、許せなかったことでも許せます。

すこし距離を置いて考えれば、感謝することができるかもしれません。
感謝するようになると、運も好転するのではないでしょうか。

すべての出来事には、学べる要素があります。
人は学ぶことによって成長します。


まちがえたら、反省すればいいのです。
失敗したら、やり直せばいいのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

もしも今日が人生最後の一日だとしたら、あなたは何をしますか?
悔いのない日々を過ごしたいものですね。

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