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    週刊「よりよい生き方」     NO.565      12.10.21
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○ ことばのちから ○

悪いことが起きた時は、すべてを肯定してみることです。

自分もまわりの人も、すべてを肯定するから、改善点が見つかるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


つい最近まで、不摂生がたたって、口内炎にイライラしていました。2週間前、
歯の親知らずが痛くなり、夜中に何度も目を覚ましたこともありました。

口内炎は薬でしのぎましたが、歯の痛みは日にち薬(自然治癒)に頼りました。
どこかを痛めると、健康のありがたみを感じます。どこかを痛めると、普通の
状態が、どれほどすばらしいものかを実感したりします。

しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言いますが、痛みがなくなり時間が
たつと、その痛みを忘れます。数ヶ月(もしくは数年)たって、また痛くなり
「今度は気をつけよう」と思うこともあります。

人は、同じ過ちを繰り返すことがあります。繰り返すということは、原因を取
り除いていない、ということです。繰り返すのは、反省をしなかったのです。

原因がわからなくても、習慣を変えることは可能です。
同じ結果になるのであれば、やり方を変えればいいのです。


どこかを痛めることは、何かを思い出すきっかけです。
どこかを痛めることは、自分を振り返るきっかけにもなります。

どこかを痛めた時、自分を見つめ直すきっかけになれば、それはいいことです。
日常の忙しさに、人は自分を見失いがちです。どこかを痛めるのは、「すこし
休みなさい」という、自分からのメッセージです。

すこし時間をとり、自分を見つめ直して、またやり直しても遅くはありません。
無理を続けるよりも、休憩してからやる方が、能率も上がります。

どこか痛めた時は、自分に優しくすればいいのです。
つまずいたり転んだ時も、自分に素直になればいいのです。
その時は、自分のすべてを受けとめて、すべてを肯定すればいいのです。

すべてを肯定すれば、人間は、ひとまわり大きくなって前進できるのです。
すべてを肯定することは、自分にも人にも、素直になることです。

さまざまな痛みは、忘れていた素直さを取り戻すきっかけなのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

やっと秋らしくなりました。食欲・読書・スポーツ・・・、それぞれの秋を楽
しみたいものですね。

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