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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.576 　　 　 13.01.13
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○　ことばのちから　○


自分に解決できない問題は、我が身に降りかからないものです。
解決できるから、そこに問題があるのではないでしょうか。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


ものの見方を変えると、感じ方が変わります。
長い目で見れば、おおかたの問題は解決します。
時間が解決してくれる場合もあります。

あせらずに、冷静になれば、問題は解決します。問題には、いろいろな種類が
あります。まずそれを分類すれば、何から手をつければいいのかわかります。
分類すれば、どれが重要かもわかります。


１．重要度が高くて、急ぐこと
２．重要度は高いけれど、急ぎではないこと
３．重要度は低いけれど、急ぐこと
４．重要度は低く、急ぎではないこと


最初に１に取りかかるのは当然ですが、この分類に当てはまる問題は少ししか
ありません。２については、ついつい忘れがちですから注意が必要です。むし
ろ２を忘れるから、問題が大きくなるのです。

多くの場合、３や４に気をとられているのではないでしょうか。後まわしでも
いいことに心を奪われて、大事なことを見落としているのかもしれませんね。

問題をひとつの方向ではなく、違う角度からながめたり、大きな視点でながめ
れば、それほど深刻ではないことに気づくのではないでしょうか。

深刻な問題など、ほとんどないのです。
自分が深刻だと、思い込んでいるだけではないでしょうか。

仕事の問題でも、１日では解決できなくても、１週間でとらえれば大部分が解
決します。むしろ、そのくらいでとらえた方が、ストレスも少なくなります。

ものさしを変えてみればいいのです。
一歩さがって、問題を見ればいいのです。

大きな問題であれば、いくつかのパーツに分ければいいでしょう。
そうすれば、できるところも見つかります。
できるところから、解決すればいいのです。

どんな難問にも、できそうなところがあるものです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

学生時代、試験のたびに先生から「できるところから　やりなさい」と言われ
たのを覚えています。なにごとも、できるところから・・・ですよね。

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