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週刊「よりよい生き方」 NO.580 13.02.17
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○ ことばのちから ○
自分にとって最大の理解者は、自分自身です。
自分を認めればいいのです。
自分を許せばいいのです。
時には、自分をほめればいいのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
怒りがマイナスの感情だからといって、それを我慢しすぎれば、心を病みます。
感情が起きるのは、人間として当然のことです。さまざまな感情があるから、
心のバランスを保てます。
感情のままに行動すれば、相手と衝突します。自分が正しいこともありますが、
客観的に見た場合、どちらにも一理あります。自分も正しいけれど、相手も正
しいものです。
怒りの感情をコントロールすれば、現実の中で、うまくやっていけます。
コントロールとは、ただ抑えるだけではなく、加減をすることです。ですから
怒りの感情がわいた時の、効果的なコントロール法を知っていればいいのです。
怒りの原因は、正義感であったり、恐怖であったりと、状況によって変わりま
す。原因がわかっていれば、それを取り除くのも効果的です。原因を知ること
が本質的な解決につながります。
わかっていても、怒りがわくことはあります。その場合、「ああ、今自分は、
○○に対して怒ってるんだ」と、自分の怒りを認めれば冷静な対処も可能です。
もうひとりの自分から「わかったよ、わかったよ」と、言うのもいいでしょう。
「怒ってはいけない」などと、無理にフタをしようとするから、怒りが大きく
なるのです。初期段階で怒りを認めれば、それ以上大きくならないものです。
怒りがわいた時に、10まで数えるのも効果的です。数を数える時、集中力が
高まりますから、感情を中和させることができます。
数字を数えることは、さまざまなところで役立ちます。呼吸法であれば
「ひとーつ。ふたーつ。・・・」と、ゆっくり数えることで、意識が呼吸に集
中しやすくなります。呼吸を整えれば、感情も整います。自分に合ったやり方
で、怒りをコントロールすればいいのです。
私たちは現実の中で、さまざまな刺激を受けながら、それに対して、さまざま
に反応します。良い反応ができれば喜びになりますし、悪い反応をすれば自己
嫌悪にもなります。
刺激に対する反応は、理性の力で変えることができます。
怒りが起きた時の対処の仕方も、変えることができるのです。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
少しずつ、春らしさを感じる今日この頃。冬と春が混在しているように、心の
中にも、悲しみと喜びが混在しているのではないでしょうか。見方を変えるだ
けで、肩の荷が下りるのではないでしょうか。
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