◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
    週刊「よりよい生き方」     NO.580      13.02.17
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
  
○ ことばのちから ○


自分にとって最大の理解者は、自分自身です。

自分を認めればいいのです。
自分を許せばいいのです。
時には、自分をほめればいいのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


○心のままに○


怒りがマイナスの感情だからといって、それを我慢しすぎれば、心を病みます。
感情が起きるのは、人間として当然のことです。さまざまな感情があるから、
心のバランスを保てます。

感情のままに行動すれば、相手と衝突します。自分が正しいこともありますが、
客観的に見た場合、どちらにも一理あります。自分も正しいけれど、相手も正
しいものです。

怒りの感情をコントロールすれば、現実の中で、うまくやっていけます。
コントロールとは、ただ抑えるだけではなく、加減をすることです。ですから
怒りの感情がわいた時の、効果的なコントロール法を知っていればいいのです。

怒りの原因は、正義感であったり、恐怖であったりと、状況によって変わりま
す。原因がわかっていれば、それを取り除くのも効果的です。原因を知ること
が本質的な解決につながります。

わかっていても、怒りがわくことはあります。その場合、「ああ、今自分は、
○○に対して怒ってるんだ」と、自分の怒りを認めれば冷静な対処も可能です。
もうひとりの自分から「わかったよ、わかったよ」と、言うのもいいでしょう。

「怒ってはいけない」などと、無理にフタをしようとするから、怒りが大きく
なるのです。初期段階で怒りを認めれば、それ以上大きくならないものです。

怒りがわいた時に、10まで数えるのも効果的です。数を数える時、集中力が
高まりますから、感情を中和させることができます。

数字を数えることは、さまざまなところで役立ちます。呼吸法であれば
「ひとーつ。ふたーつ。・・・」と、ゆっくり数えることで、意識が呼吸に集
中しやすくなります。呼吸を整えれば、感情も整います。自分に合ったやり方
で、怒りをコントロールすればいいのです。


私たちは現実の中で、さまざまな刺激を受けながら、それに対して、さまざま
に反応します。良い反応ができれば喜びになりますし、悪い反応をすれば自己
嫌悪にもなります。

刺激に対する反応は、理性の力で変えることができます。
怒りが起きた時の対処の仕方も、変えることができるのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>

少しずつ、春らしさを感じる今日この頃。冬と春が混在しているように、心の
中にも、悲しみと喜びが混在しているのではないでしょうか。見方を変えるだ
けで、肩の荷が下りるのではないでしょうか。

----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/  (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
         http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
    <ご意見・ご感想> iso87@bb.wakwak.com
    <ホームページ>  http://park10.wakwak.com/~ikigai
    <発行者>     礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2013 Hiroshi Iso                        もどる