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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.581 　　 　 13.02.24
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○　ことばのちから　○


希望があるから、人はさまざまな困難を乗り越えられるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


まもなく卒業シーズン。別れと出会いの季節として、いろいろ思うところもあ
るでしょう。学生の頃は、さまざまなイベントを与えられますが、社会に出れ
ばそういうものはありません。

竹のように、人はいくつもの節目を経験しながら、年を重ねます。社会人にな
っても、日常に意味づけをすれば、いろいろな節目を設けられます。

ひとつの節目を超えた時、そこになんらかの希望があれば、人は新たな歩みを
はじめます。節目には、良いものもあれば悪いものもあります。良いことも悪
いことも、いつかは終わります。悪いことの後は、しっかりとした希望を持ち
たいものです。

希望は、人間をつき動かすエネルギーです。失望の後でも、希望を持つことは
可能です。大小の違いはあっても、なんらかの希望を持っていたいものです。

年を重ねるごとに、あったはずの可能性が少なくなります。
なくしたものを憂うよりも、今あるものに目を向けたいものです。

見方を変えれば、不要なものが取り除かれた状態でもあります。
なにかを手放さなければ、新しいものをつかめないこともあります。
どんな時でも、ほんとうに必要なものは身近にあります。
どんな場所にいても、希望を持つことはできます。

希望とは、いつでも自分の心が作り出せるものです。
希望があるから、人は前を向いて歩けます。
希望があるから、つらかった過去を忘れることもできます。

いつでも心の中に、希望を持っていたいものです。
卒業シーズンにちなんで、新しい自分をはじめるのもいいでしょう。

希望を持って、新しい自分をはじめてみませんか。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

卒業とは、いくつになっても味わえるものです。なにかが終わるから、なにか
を始められるのです。

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