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    週刊「よりよい生き方」     NO.589      13.04.21
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○ ことばのちから ○


苦しみの多くは、無知からやってきます。
原因がわからないから苦しいのです。

原因を変えれば、結果も変わるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


人の心には多様性があり、喜怒哀楽の感情をはじめ、さまざまな要素が盛り込
まれています。表情や態度に出さないだけで、人それぞれに辛抱しています。

すなおな人であっても、いたずら心が芽生えたり、怒りの感情がわくこともあ
ります。あの人は挫折を知らないと言われる人でも、心の中には辛いことや悲
しいことがあります。

もちろんすべてを我慢することは不可能です。できるところから、取り組めば
いいのです。生死に関わる問題を除けば、すぐに回答を求められるものはあり
ません。すぐに反応するのではなく、一呼吸おけばいいのです。

不愉快な要素や頭にくることがあっても、受け止め方や反応を変えることで、
怒りや憎しみが生まれなくなります。大きな悲しみでも、まわりに気を遣って
耐えることもできます。

人間の中には、刺激にすぐ対応できる部分もあれば、刺激をいったん緩和する
部分もあります。前者は本能であり、後者は理性と言ってもいいでしょう。
どちらも人が人として、生きていくために必要なものです。

感情には、それぞれの原因があります。その原因を知れば、対応のしかたも変
わります。原因がわかれば、解決策も見つかります。

理性には、刺激に対する反応を変える力があります。
反応が変われば、怒りや悲しみも小さくなります。
反応が変われば、ものごとの見方も変わります。
見方が変われば、考え方が変わります。

我慢することも、誰かのためと思うから怒りが生まれます。
我慢や辛抱は、自分のためにすることなのです。

自己抑制とは、結果を見越して対応する力です。
ものごとを大きな目で見るところから、人は変われるのです。

昨日は不可能だったことを、可能にできる力を人間は持っているのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

寒暖差の激しい昨今。体調を崩さないようにしてください。

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