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    週刊「よりよい生き方」     NO.594      13.05.26
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○ ことばのちから ○


人の心は、いつでも変えられます。

苦しみの原因は、変えられることを、知らないところにあります。
状況は変わらなくても、いつでも自分を変えることができるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


幸せとは、自分の心で感じることです。

人それぞれに、これ以上だと幸せな気持ちになれるラインがあります。
幸せの基準を記すラインは、目には見えませんが、心の中にあります。

幸せのラインは、固定されたものではなく、状況によって変化します。
幸せのラインが上がれば、それを超えるのは困難になります。
幸せのラインが下がれば、それを超すのは容易です。

幸せのラインが高い人は、なかなか現状に満足できません。自分に厳しい利点
はありますが、ややもすれば不満が生じやすくなります。不平や不満は、人間
が成長するエネルギーにもなりますから、使い方次第では必要なものです。

不平や不満も、自分でコントロールできるうちは問題ありませんが、大きくな
るとマイナスが強くなります。時には、マイナスの感情に飲み込まれて、支配
されることもあります。

幸せのラインが低い人は謙虚です。幸せのラインが低い人は、ちいさなことに
喜びを感じます。ささいなことにも感謝がわきます。

幸せな気持ちは相互作用が働きますから、いろいろな幸せの種が寄ってきます。
反対に、マイナスの気持ちはマイナスを呼び込み、ますます辛くなります。

幸せのラインを固定しようとする人もいます。しかし、そのラインを上げるこ
ともできれば、下げることもできます。心次第で、いつでもラインの高さは変
えられるのです。

変えられるものを、変えないから苦しくなるのです。
状況に応じて、ラインの高さを変えればいいのです。
臨機応変に対処すればいいのです。


幸せのラインを、すこし下げてみませんか。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

おいしいものを初めて食べた時、人は感動します。しかし同じものを何度も食
べるうちに、味に慣れて感動しなくなります。そういう時こそ、最初の感動を
思い出したいものです。最初の感動を、忘れないようにしたいものです。


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