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週刊「よりよい生き方」 NO.599 13.06.30
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○ ことばのちから ○
人間は、どんな場所からでもやり直せます。
何度でも、やり直せるのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
「井の中の蛙(かわず) 大海を知らず」という言葉があります。
狭い世界に閉じこもり、広い世界を知らない、世間知らずをたとえた言葉です。
「井の中の蛙大海を知らず」の後に、「されど天の高さを知る」という言葉が
付くことを、聞いたことがあります。もともと『荘子』の言葉に、どなたかが
後付けしたと言われます。
狭い井戸の中にいても、上を見上げれば、どこまでも高い空があります。
狭い井戸の中だからこそ、天の高さに関心を持てる、という解釈もできます。
人は失意の時、視野が狭くなります。それでも失意の時だからこそ、発見でき
るものがあります。どん底の苦しみを味わっても、視点を変えれば、そういう
時にしかわからないものが見つかります。
視野が狭くても、一点に集中することによって、見えるものがあります。
一所懸命やるほうが、良い結果をもたらすこともあります。
世間知らずだからこそ、大業を成し遂げる人もいます。
視野が狭いからこそ、愚直にがんばれることもあります。
「広く浅く」も「狭く深く」も、どちらにも一長一短あります。
正解は一つではなく、いくつもあります。
今は間違えても、それを正していく方法もあります。
今は認められなくても、時代が変われば評価されることもあります。
むしろ「自分にはこれしかない」と、覚悟を決めた人ほど、強いものはありま
せん。なにか一つ、こだわりを持ってみるのも、いいのではないでしょうか。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
見方を変えれば、ゴールがスタートラインに変わります。2つ以上の解釈がで
きるという、柔軟性を持ちたいものです。
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