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    週刊「よりよい生き方」     NO.614      13.10.13
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○ ことばのちから ○


理想は理想として、夢は夢として、しっかり持っていたいものです。

どんなにつらくても、それを手放さないようにしたいものです。
そういうものがあるから、人はさまざまな困難を乗り越えられます。

夢を持ち続けることは、自分の信念を持ち続けることです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


普通という基準は、人それぞれに違います。若い頃と、年齢を重ねた時の基準
も違います。自分の基準をどこに置くのかによって、さまざまな出来事に対す
る見方や考え方は変わります。

基準が高ければ、少々のことには満足できません。しかし、そういう自分に厳
しい人が、大きな事を成し遂げたりするものです。小さなところに妥協しない
で突き進むから、自分の目標を達成できるのです。

しかし普通の基準が高すぎれば、何をやってもうまくいかず、自己嫌悪に陥る
こともあります。何をしても満足できなければ、不平・不満が募ります。自分
の心をコントロールできるうちはいいのですが、いつしか疲れ果てて制御不能
になり、やけを起こすことがあるかもしれません。

生きていくことはそもそも、つらくて苦しいんだ、というところを基準にして
いれば、少々の困難にも負けません。そういう気持ちでいれば、小さなことに
も満足できます。

基準をすこし下げてみるだけでも、見え方が変わります。当たり前と思ってい
たことに感動できるようになります。ささやかなことに喜びを感じると、感謝
することもできます。

普通の基準が高い人は、人にも厳しくなります。
そういう人は、なかなか感謝できません。小さな良いことにも気づけません。

普通の基準が低い人は、いろいろなことに喜びを見つけます。
人の良さを見つけるのも上手になります。
そうなると、自分にも人にも寛大になれます。

苦しみを感じるのであれば、基準をすこし下げるのもいいでしょう。
いつでも自分の意思で、基準の上げ下げができるのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

基準は状況に応じて、変えていけばいいのです。基準が変わらないところから、
新たな苦しみが生まれるように思います。

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