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    週刊「よりよい生き方」     NO.622      13.12.08
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○ ことばのちから ○


人を許すことは、自分を許すことです。
誰かを許せないのは、自分を許せないからではないでしょうか。

自分を許せばいいのです。
そうすれば、人を許すこともできるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


全体を見て考える時、「ざっくりと」という表現をします。

おおざっぱという意味であり、全体像を率直にとらえる場合に使います。
僕は、このざっくりという表現が好きで、仕事でもよく使います。

ものごとを考える場合、最初に全体像をとらえることが大切です。細かなこと
に目を奪われると、何もできなかった、という事態になりかねません。目につ
いたところが苦手な場合、どうも気がすすみません。いやなことの先にある喜
びがわかれば、なんとかできるものです。

全体がわかれば、やりやすいところから取り組むこともできます。
全体が把握できれば、苦手な部分でも取り組みやすくなります。

もちろん全体が、当初のイメージと違うこともあります。むしろ、そういうこ
との方が多いと認識していれば、すばやく修正に取りかかれます。

人間には、間違いや失敗はつきものです。うまくいかなければ、やり方を変え
ればいいのです。失敗しても、全体がわかっていれば、すぐにやり直せます。

全体を見ることは、落ち込む時間を短くすることです。
全体を見渡すことは、考え方を柔軟にすることです。
まずざっくりと、全体をとらえればいいのです。

最初はざっくりと考えて、細かな味付けをすればいいのです。
物事はまず、全体的・大局的に考えたいものです。

全体を見ることは、多面的・立体的に見ることです。
全体を見ることは、小さなつまずきにとらわれず、長い目で見ることです。

全体を見ることは、人間の幅を大きくしていくことなのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

生きていれば、良いことも悪いこともあります。単純な仕分けはできませんが、
全体を見てみれば、そんなに悪いものではないはずです。

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