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    週刊「よりよい生き方」     NO.624      13.12.29
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○ ことばのちから ○


自分に解決できるから、問題がそこにあるのです。
自分に解決できないことは、我が身に降りかからないのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○



以前ある人から、「トントンの法則」というものを聞いたことがあります。

良いこともあれば悪いこともあるけれど、締めて考えれば、だいたいどちらも
同じくらい起きている、という考え方です。

良いことがあれば、いずれ悪いことが起きます。悪いことがあれば、いつか良
いことがあるものです。良いことも悪いことも、全体で考えてみれば、大差は
ありません。

とらえ方によっては、良いことの中に、悪いことの要素があります。悪いこと
の中にも、良いことの種があるのです。大きなものに気を取られて、その中に
ある小さなものを見落とすのは、よくあることです。

小さなものを見落としたために、悪いことが続くこともあるでしょう。小さな
ものを見落としたために、奈落の底に突き落とされることもあります。

調子のいい時は、油断が生まれます。油断していれば、誰かに足をすくわれる
こともあれば、自ら墓穴を掘ることもあります。調子のいい時こそ、悪くなっ
た時の対策を考えておきたいものです。

調子が悪い時は、考え方までネガティブになりがちです。悪いことが連鎖する
のは、考え方がマイナスに傾きすぎるから、マイナスを引き寄せるのではない
でしょうか。悪い時こそ、気持ちだけは前向きにしたいものです。

良いことも悪いことも、事実として受け入れればいいのです。それを、どのよ
うに評価するのかは、自分の自由です。現実を受け入れつつ、自分なりに解釈
すればいいのです。

記憶として考えれば、人間は、悪いことをたくさん覚えています。
それでも良いことは、同じくらいあるはずです。

考え方をすこし変えて、悪いことに感謝すればいいのです。
悪いことの中にこそ、人間を成長させる何かがあるのです。

経験として、悪いことも受け入れたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

長いお正月休みですが、寒波が来ていますので、どうかお気を付けください。

今年も一年、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

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