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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.631 　　 　 14.02.16
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○　ことばのちから　○


いろいろな悪いことも、それを試練と考えれば、前向きになれます。
試練が人を強くするのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


２週連続の大雪に、うんざりの方も多いと思います。雪国の大変さをつくづく
感じます。歩行や雪かきなどで、お怪我をなさらないようにしてください。

転勤などで、雪の多い地域を体験した人の話を聞くことがあります。生活の知
恵として２階にも玄関があるとか、雪下ろしのたいへんさなどを伺いました。

雪国出身者の中には、スキーやスノーボードが嫌いな人もいました。「雪は生
活の一部であり、楽しむ気にはなれない」と、その人はおっしゃいました。

大雪や地震、台風や豪雨など、避けようがない自然の猛威があります。自然が
起こすことですから、誰かに文句を言うわけにもいきません。

人間には、環境への適合力があります。状況の変化に適応する知恵を持ってい
ます。現実を受け入れることが、苦痛を取り除く近道です。事実を受けとめる
ところから、次の一歩が見つかります。

「起きてしまったことはしかたがない」と、割り切ることも大切です。過ぎた
時間を悔やむよりも、現実から何かを学びたいものです。不幸を嘆くよりも、
あるがままを受け入れて、冷静な自分を取り戻したいものです。

あわてふためくから、被害が大きくなるのです。じたばたするから、対応を誤
るのです。冷静になれば、被害はそれ以上大きくはならないのです。

悪いことが起きた時こそ、冷静でありたいものです。
苦しい時こそ、平常心を取り戻すチャンスです。
人間は、平常心でいる時が、もっとも強いのです。

災難に遭った時は、自分を試される時です。
自分を信じて、自分らしくありたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

ソチオリンピックで、羽生選手が金メダルを取りました。おめでとうございま
す。ダイジェストしか見ていませんが、平常心で挑めた結果ではなかろうかと
思いました。

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