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    週刊「よりよい生き方」     NO.644      14.05.25
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○ ことばのちから ○


なくした後に大きさを知るよりも、そばにいる時に気づきたいものです。
大切なことは、いつでも、今ここにあるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


大切な人を失った時、心の時間が止まります。
大切な人を失った時、その人との思い出はそこで止まります。
相手は年をとらないまま、記憶の中で生き続けます。

大切な人の死や別れなどにより、心は大きなダメージを受けます。しかし落ち
込んでいても、時間は待ってはくれません。町に出れば、何も変わっていない
光景に、悲しみが増すこともあります。

心が悲鳴を上げることもあるでしょう。どこかが切り裂かれるような痛みを感
じることもあります。心の痛みは、自分にしかわかりません。

「ああしておけばよかった」などと、後悔することもあるでしょう。そういう
時は、マイナスの感情にフタをするのではなく、あるがままに受けとめたいも
のです。泣きたい時は、泣けばいいのです。とことん落ち込んだ方が、早く立
ち直れるものです。

つらい記憶は、いつしか心に豊かさをもたらします。
ほのぼのと振り返る時、相手に対する感謝の気持ちが生まれます。

大切な人との別れよりも、大切な人と過ごせた時間に、スポットライトが当た
る時は来ます。心の中の宝物として、大切にすればいいのです。

宝物があるから、人は前に進めるのです。


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心を開けば、喜べることは、どこにでもあります。
人の心を癒すのは、人だけではありません。

道ばたに咲く花や、無邪気な小鳥を見て心がなごむこともあります。
風の香りや、あたたかな光に、心が洗われることもあるでしょう。

つらい時こそ、空を見上げたいものです。
悲しい時こそ、自然の力を借りたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

気温の差が大きいため、風邪をひいている人を見かけます。体調管理には気を
つかいたいものですね。

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