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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.667 　　 　 14.11.09
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○　ことばのちから　○


計画通りにいかないことは、たくさんあります。

それでも、今できることの中から、よりよい選択をすることはできます。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


先週はメルマガをお休みして、中山道を歩いてきました。当初は長野県（南木
曽）から西に進む計画でしたが、天候が悪いのでスタートを早くしようと、太
田宿を５時３０分にスタートして、東に向かいました。

初日は、あいにくの雨でしたが、大井宿まで４３キロを歩きました。今回は山
道を通るため上りも多く、道が悪いので苦戦しました。ハイキングというより
も、標高の低い山登りシューズがいると思いました。僕はハイキング気分でい
ましたから、甘かったなと思いました。

坂をのぼるたびに「なめたらあかんよねー」と思いながら、歩を進めました。
雨でぬかるんでいますから、滑らないように注意して歩きました。長時間の歩
行で靴の中は水浸しになり、よけいに足が重く感じました。

しかし、ものは考えようです。上り坂があるから下り坂がある、と思えば坂道
も上れます。苦しい後には楽ができる、といったところでしょうか。それにし
ても昔の人は、こんな道を歩いたものだと感心しました。

途中で道を間違えたこともあり、１４時間かかりました。１７時過ぎは真っ暗
で、懐中電灯で照らしながら歩く山道は、とても心細いものがありました。

２日目は天候に恵まれましたが、筋肉痛と疲労感があったので、馬籠宿までの
２０キロできりあげました。先に進もうか迷いましたが、馬籠宿までが岐阜県
ですから、無理をせず帰ることにしました。

馬籠宿は観光地だけあって、たくさんの人で賑わっていました。道中は、人と
会う機会も少ないので、ギャップの大きさも旅の醍醐味だと思いました。

それでも、途中でお目にかかる人と「こんにちは」と挨拶するたびに、元気づ
けられました。心が洗われて、人の温かさを感じる楽しい小旅行でした。
紅葉を楽しむゆとりはありませんが、空気がきれいで気持ちのいい道中でした。


中山道・岐阜県横断の歩き旅も、残すところ３０キロほどです。
難所はクリアーしましたから、あとすこし、がんばりたいと思います。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

「中山道ぎふ１７宿歩き旅」のアプリをダウンロードしておいて正解でした。
山道で迷った時に重宝しました。ウォーキングの時もグーグルマップに助けら
れています。いろいろ便利なものがありますね。

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