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    週刊「よりよい生き方」     NO.684      15.03.08
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○ ことばのちから ○


「自分以外の人は皆、自分の先生」

そう考えて人と接すると、苦手な人の長所も見つかりやすくなります。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


心のあり方によって、ものの見え方が変わります。内側の姿勢によって、外側
の印象は変わります。

心が前向きであれば、世の中は美しく見えますが、心が落ち込んでいれば、世
間は暗く感じます。心は、ころころと変わるものです。心はつねに揺れ動いて
います。不動心は理想ですが、その域に到達するのは困難です。

心は天気のように変わりやすくても、そこにもメリットがあります。挫折や失
望を味わっても、いつしかその状態から抜け出せます。深い悲しみに包まれて
も、思い切り泣いたら、心がスッキリすることだってあります。

誰の心の中にも、深い闇が存在します。誰の心の中にも、怒りや恐怖が存在し
ます。それでも誰の心の中にも、なにかに感動したり、うれしく思う要素があ
ります。心の中に様々な部分があるから、人は生きていけるのかもしれません。

悲しみだけを持っている人や、喜びだけを持っている人はいません。
誰もが、プラスとマイナスを抱えながら生きているのです。

つらいのは自分だけだと思っても、人には、その人なりの悩みがあります。
苦しいのが自分だけでないことを知れば、心も上向きになるものです。

出口のない入り口がないように、終わりのない暗闇もありません。良いことも
悪いことも、いつかは終わることを知るだけで、心の重りがはずされます。

深い闇を通り抜けた人は、人の痛みがわかります。失意の底から立ち上がった
人は、人にやさしくなれます。マイナスを味わうことで、人は強くなれます。
なにひとつ、無駄な経験はないのです。

心は変われることを、知りたいものです。
悪いことは、それをわからせるために起こるのではないでしょうか。

人は知ることで、悪いことを退却させるのです。
学ぶことで、悪いことを永久追放できるのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

僕は、高校受験に失敗して落ち込みました。それでも何年かたつと、良い経験
だったと思うようになりました。人それぞれ、立ち直るまでの時間は違います。
すぐに立ち直れなくても、心が晴れる日はやってくるのです。

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