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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.687 　　 　 15.03.29
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○　ことばのちから　○


まわりをきれいにすることで、心も清らかになるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「住めば都」と言うように、どんな場所でも、住み慣れると快適な環境になり
ます。田舎には田舎の住みやすさがあり、都会にも都会の良さがあります。
いかなる場所でも、そこには、そこの良さがあるものです。

広辞苑には「物質的に貧しくても、慣れれば精神的な楽しさを味わえる意にも
使う。」という補足が載っています。みじめな気持ちの時、環境のせいにした
くなりますが、そういうわけでもありません。

たしかに人は、環境の影響を受けやすいのは事実です。それでも自分の意思で、
その環境を良くすることは可能です。効果的な手段として、掃除をして、場を
清めることもできます。きれいになれば、気持ちもスッキリします。

環境のせいにするのは簡単ですが、人間にはそれを変える力があります。すぐ
には変わらなくても、時間をかければ、居心地のいい場所になるものです。

「住めば都」は、仕事にも当てはまります。自分がやりたかった仕事ではなく
ても、いやな作業であっても、そこにはそこの良さがあります。不平不満が出
るのは、そこの良さに気づいていないからではないでしょうか。

どんな仕事であっても、これが自分の天職と思えば、創意工夫ができて、楽し
さも実感できます。改善の余地は、いかなる場所にもあります。環境を整える
ことで、そこが都のような、あこがれていた場所に変わるのです。

人間は環境の動物ですが、環境は自分で作ることができます。
今いるところで、自分らしく生きることができるのです。

ここではないどこかよりも、今いる場所の良さを、見つけたいものです。
そうすれば、もっと自分にふさわしい場所に変わるのです。

理想とは、自分のすぐ手の届くところに、あるものかもしれないですね。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

プロ野球も始まり、いよいよ春本番です。心も、春らしくありたいものですね。

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