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週刊「よりよい生き方」 NO.688 15.04.05
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○ ことばのちから ○
感謝の言葉がなくても、心の中で、手を合わせている人もいます。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
「一歩でもいいから、前に進もう」
「明日という日があると思わず、今日一日を、精一杯取り組もう」
「今の新鮮な気持ちを大事にしてください。つらいことがあった時、この新鮮
な気持ちを思い出してください」
こんな言葉を、学生時代、先生から聞いたことがあります。
一所懸命な人を見ると、気持ちよくなります。同様に、自分が懸命に挑戦する
姿を見て、勇気づけられる人もいます。人は、人の熱心な姿を見て、元気をも
らいます。
うまくいかなくても、なにかに挑んだ経験は無駄になりません。無駄なことを
したと思えば、役に立たなくなります。自分の一所懸命さを評価すれば、経験
が財産になります。
評価するのは、上司や先生だけでなく、自分でもできます。自己評価が高まれ
ば、失敗が学習になります。そして成功は自信となって、次のステップに進め
ます。自分の価値を決めるのは、自分自身でもあるのです。
桜の季節には、なにかしら新鮮な気持ちが芽生えます。桜の花が散っても、来
年、また咲いてくれるという希望が生まれます。人の心は、日々新たにできる
ものです。
心は、過去に縛られるだけではありません。
自分が歩いてきた道が不本意であっても、どこかに光るものがあるはずです。
過去を変えることはできなくても、解釈を変えれば、宝物になります。宝物は、
自信につながります。みじめな経験も、くやしい思いも、見方しだいで財産に
なります。
今日という日を、後悔しないように過ごすことは可能です。
今日を精一杯、生きてみたいものです。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
「初心忘るべからず」は、始めた頃の謙虚で緊張した気持ちを失うな、という
意味です。なにかを成し遂げたり、なにかでつまずいた時、初心に返ることが、
新たな一歩に役立ちます。初心を大事にしたいですね。
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