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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.689 　　 　 15.04.12
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○　ことばのちから　○


心しだいで、人は何度でもやり直せます。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


新年度といっても、同じ仕事をしていると、やることは変わりません。それで
もどこかで、新たなものがはじまります。新たな気持ちになれる人もいれば、
気持ちの切り替えができない人もいるでしょう。

少しずつですが、環境は変わります。転勤や転職をしなくても、どこかが変化
しています。時間とともに、なにかが変わります。

楽しい時間は、あっという間に過ぎるのに、苦痛な時間は長く感じます。なに
かに思い悩む人は、このままずっと憂鬱な時間が続くと感じています。

それでも時間は流れていきます。
時の流れとともに、いろいろなものが変わり続けています。

もしかすると、苦しみを手放すことが怖いだけなのかもしれません。それを手
放すと、さらに悪いことが起きるような気持ちになることもあります。しかし、
永遠というものはありません。良いことも悪いことも、いつかは終わるのです。

執着は苦しみを招きます。
苦しみの原因は、無知ともいいます。

終わりがあることを知れば、心も変わります。終わりがあることを意識すれば、
今という時間の過ごし方も変わるのです。

見方を変えるだけで、暗闇に光が差すことがあります。
考え方を変えれば、どん底の中にも光るものが見つかります。
割り切ることで、長いトンネルを抜けることができるのです。

なにかが終われば、新しいなにかが始まります。
人の心も、日々新たにできるのです。

新たな気持ちで、今日を過ごしたいものです。
今日という日は、過去にとらわれることのない、新たなページなのです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

天気予報で、「春の晴天は、３日続きませんね」と、聞きました。晴れた日の
ありがたさを忘れないように、と思いました。

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