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    週刊「よりよい生き方」     NO.691      15.04.26
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○ ことばのちから ○


苦労した経験ほど、大きな財産になります。
無駄な経験など、ひとつもないのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


時として、人は不安な気持ちを持つことがあります。以前失敗したことを思い
出したり、傷ついたことが、頭から離れないこともあるでしょう。

不安や心配は、それ自体が一人歩きすることがあります。他の人には気になら
ないことでも、気にすると、前に進めなくなります。負のイメージは、どんど
ん膨張します。誰かに「気にするなよ」と言われれば、焦りを感じます。

マイナスの心は、同類を引き込みます。雪が積もるように、心が重くなります。
「弱り目に祟り目」と言うように、悪い時には悪いことが重なります。

こうした場合、どこに原因があるのかもわからなくなります。原因がわからな
ければ、問題を解決するのもひと苦労です。暗い気持ちを手放したいのに、い
つの間にか、その状態に慣れてしまうこともあります。


ものごとには陰と陽があるように、悪いことのそばには、良いこともあります。
不幸の中には、幸運もあります。悪いことがあっても「この程度で済んで良か
った」と、解釈することもできます。

不安や心配も、見方を変えれば、転ばぬ先の杖になります。ものごとに対して
慎重になることも必要です。不安な時こそ、心を落ち着かせたいものです。

不安を感じる時は、思い切って最悪を考えるのもいいでしょう。最悪まで想定
すれば、覚悟もできます。覚悟を決めた人ほど、強いものはありません。

失意の時こそ、落ち着いて、大きな目で物事を見たいものです。
目先にとらわれず長い目で見れば、今ある悩みも小さく感じられます。

小さな視野で見れば絶望的でも、大きな視野にすれば節目になります。
節目でがんばれる人ほど、人間として大きくなります。

節目をくぐり抜ければ、涙が笑顔に変わります。
暗闇を抜けることが、人を強くするのです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

良いゴールデンウィークでありますように。

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