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    週刊「よりよい生き方」     NO.731      16.01.31
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○ ことばのちから ○


間違えたっていいのです。

間違えたら、やり方を変えればいいのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


週末の番組で、興味深いテーマを見つけました。それは「書くこと」です。
二つの番組でしたが、違う視点から、書くことの効用を再発見しました。

一つは、たまたまチャンネルを変えたら「ストレス撃退法」を、取り上げてい
ました。その中で僕が関心を持ったのが、嫌いな人への手紙を書いて、それを
ビリビリと破ることです。

紙を破ることも快感ですが、頭にくる人に対して、自分の思いを書き出すこと
で、心のいら立ちを外に出すことができます。外に出すことによって、自分の
気持ちの整理もできます。

もちろんこの手紙は、誰にも見せることなく、破いて捨てることが大事です。
そういう作業を続けるうちに、だんだん自分の気持ちも変わってきます。

番組では、お嫁さんの姑に対するものでした。書き続けるうちに、笑顔で接す
るほど心にゆとりが持てた、とのこと。


二つめは、丸岡秀子さんの言葉で、「書くことは、自分を確かめること」です。
「自分を確かめることで、自分が好きになります。自分を好きになれば、人を
好きになることもできます」と、丸岡さんは続けました。

書くことによって、いろいろな見方ができます。相手がそうしなければならな
かった事情を、推察することもできるでしょう。自分がどうしてあんなことを
言ったのかと、反省することもできます。

書くことは、自分の気持ちを外に出すことです。
書くことは、自分やまわりを客観的に見ることです。

書くことで、自分を知ることができます。
書くことで、自分を許すこともできるのです。

マイナスの気持ちは、雪のように積もります。
雪が積もれば、雪解けの作業も必要です。

マイナスを自分の中に抱え込まないで、なんらかの形で外に出したいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

書くことは、自分を卑下することでも正当化することでもありません。
ありのままの自分を、受け入れることなのではないでしょうか。

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