◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
    週刊「よりよい生き方」     NO.737      16.03.13
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
  
○ ことばのちから ○


前向きになれない時があってもいいのです。
立ち止まることがあってもいいのです。

涙には、心を癒やす効能があります。
悲しいときは、思いきり泣けばいいのです。

思いきり泣けば、心もすっきりと晴れるのではないでしょうか。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○心のままに○


大きな悲しみは、心の傷として残ることがあります。しばらくは、心の整理も
できないでしょう。心の傷は時間を止めます。

心の傷を何かの拍子に思い出して、自分を苦しめることもあります。「あの時、
ああしていれば」と思っても、時間を巻き戻して、やり直すことはできません。
後悔しても、なくしたものを取り戻すことはできません。


それでも人は生きていけます。
生きていることは、すばらしいことです。
むしろ生きていくことでしか、心を癒やせないのかもしれません。

多くの場合、時間が解決してくれます。
忘れられなくても、忘れ去る時を待つことはできます。
時間がたてば、解釈を変えて、受け入れることもできるでしょう。

悲しみや苦しみは、避けては通れないものです。
しかし、悲しみや苦しみが人間を強くするのも事実です。

落ち込んだ経験があるから、人の痛みがわかります。
悲しみの経験があるから、人にやさしくなれます。

たおれたら、また立ち上がればいいのです。
悲しみの後でしか味わえない、喜びもあるのです。

人はどんな時でも、希望を持つことができます。
希望があるから、人は前に進めるのです。

「ピンチはチャンス」のように、悲しみや苦しみは、自分を見つめ直す絶好の
機会です。自分自身に、正直になればいいのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>

東日本大震災から、5年がたちました。復興のために、自分にできることを考
えたいものですね。

----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/  (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
         http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
    <ご意見・ご感想> iso87@bb.wakwak.com
    <ホームページ>  http://park10.wakwak.com/~ikigai
    <発行者>     礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2016 Hiroshi Iso                        もどる