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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.740 　　 　 16.04.03
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○　ことばのちから　○


悪いことは、いいことの兆候です。
いいことは、悪いことのきざしです。

目先のことに一喜一憂するよりも、長い目でとらえたいものです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


心の中には、暗闇もあります。誰にも言えないこともあるでしょう。時間をか
けても消せない、心の傷があるかもしれません。

しかし心には、さまざまな力があります。喜びを見つけることで、悲しみを消
し去ることができます。楽しいことで、記憶を上書きすることもできます。

失恋の痛手を癒やすのは、新しい恋を見つけること、とも言われます。
屈辱を味わっても、それをバネにして人は強くなります。

つらい事や悲しいことは、避けては通れないものです。
悪いことやイヤなことは、人を強くするための通過点です。

悪いことがあるから、人は学ぶことができます。
イヤなことがあるから、人はやさしくなれます。

絶望は、人の歩みを止めます。それでも、いつでもその先があることを知って
おきたいものです。過去にとらわれずに、今に注目すればいいのです。過ぎた
時間を取り戻せなくても、ここから良くすることはできます。

人には、集中力があります。なにかに集中することで、過去の悪いことを、洗
い流すこともできます。一所懸命になることで、厚い壁を突き破ることもでき
るのです。

つらい時こそ、今に注目したいものです。
苦しい時こそ、今できることを探したいものです。

悲しみをゼロにはできなくても、今に注目することで、新たな光が見えてくる
ものです。絶望とは、新たな希望を見つける通過点なのです。

人生は、紆余曲折しながら進む、長い道のりなのです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

きれいなものを見たり、美しいものにふれることで、心は明るくなります。
心にも、栄養を与えたいものですね。

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