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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.743 　　 　 16.04.24
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○　ことばのちから　○


人間にとって最大の不幸は、今の自分の幸せを知らないことです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


昔から「天災は忘れた頃にやってくる」と言います。気をつけている時は大丈
夫だけど、忘れた頃に悪いことが起こります。

もしもに備えてみても、それが役に立たないこともあります。人知を越えたこ
とが起こるのも事実です。それでも自分にできる範囲で、準備したいものです。

地震や水害は、どこで起きても不思議ではありません。先人の教えとして、こ
こまで水害があったという表示もあります。そういうものを忘れないようにし
たいですね。

悪いことと良いことは、背中合せです。悪いことが起きても、この程度で済ん
で良かったと考えることもできます。悪いことは厄払いであり、過去の悪事を
洗い流す効果もあります。悪いことが起きても、そこから先も続くわけではな
いことを知りたいものです。

マイナス思考が悪いわけではありません。
最悪を想定することも、時には必要です。
最悪を考えると、たいていそこまで悪くはならないものです。

心配しすぎて、大事なものを見失うこともあります。
冷静になって、心配のしすぎには気をつけたいものです。
何ごとも、ほどほどが大切です。

不幸の中にも、幸いと呼べることがあります。スポットを当てる場所によって、
幸いと思えることもあれば、災いと思えることもあります。

幸いと思える方向に、視点を持っていきたいものです。
自分にできることを考えたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

あきらめるとは、明らかにすることです。自分に何ができて、できないのかを、
明らかにすることです。

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