◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
    週刊「よりよい生き方」     NO.763      16.09.11
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
  
○ ことばのちから ○


失敗は赤信号のように、何かを気づかせてくれます。

間違いに気づいたら、止まればいいのです。
立ち止まって、見失いかけた自分を取り戻せばいいのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○心のままに○


悪いことがあると、誰かを責めたくなることもあります。しかし、その時の思
考によって、傷口が広がることもあれば、結果が良くなることもあります。

野球のたとえですが、投手が凡打に打ち取っても、野手がエラーをすることは
あります。投手が冷静さを失って、次の打者に甘い球を投げて打たれれば、傷
口は広がります。大量失点でもすれば、お互いに、気まずい雰囲気になります。

エラーをした人は、申し訳ない気持ちでいることでしょう。ここで生まれたピ
ンチを無失点で切り抜ければ、エラーした人は救われます。一流の投手ほど、
「助けてもらうこともあるんだから、お互い様」と、考えます。

エラーがあった時の思考によって、一流と二流に別れるようです。一流の人は
「一生懸命やってのミスだから仕方がない」と、考えるようです。そうでない
人は「どうしてあんなミスをしたんだ」と、エラーした人を責めます。

悪いことは、避けられない場合もあります。
ここで落ち込めば、悪いことは重なります。

悪い時の気持ちの切り替えが、最悪を防ぐのではないでしょうか。
悪いことがあった時に、一呼吸置けば冷静になれます。
気持ちの切り替えがうまくできれば、平常心を失うことはありません。

悪いことがあった時は、自分が試されていると、前向きに考えたいものです。
私情に流されず、まわりを見渡すゆとりを持ちたいものです。
一時の感情に流されず、冷静さを取り戻したいものです。

悪いことがあった時、冷静になれば、そこから学習できます。
人は学ぶことによって、悪いことと決別できるのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>

誰かのせいにするよりも、今の自分にできることに、意識を持っていきたい
ものですね。

----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/  (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
         http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
    <ご意見・ご感想> iso87@bb.wakwak.com
    <ホームページ>  http://park10.wakwak.com/~ikigai
    <発行者>     礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2016 Hiroshi Iso                        もどる