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    週刊「よりよい生き方」     NO.775      16.12.04
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○ ことばのちから ○


ゴール手前でがんばれないと、後悔します。
全体は悪くても、最後にがんばれば、次につながります。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「有終の美」と言いますが、最後までやり遂げるのは大変なことです。それで
もやり遂げた達成感は、自信につながります。達成した後のすがすがしい気持
ちは、苦労さえも、良い思い出に変えてくれます。

この日のために、今日までの日々があったと感じることは、この上なく幸福な
ことです。やり抜いた後に生まれる気持ちが、自己肯定感を高くします。

他のことで挫折していても、なにかひとつやり遂げたことがあれば、大きな財
産になります。そういうものがあれば、人はさまざまな困難に耐えられます。

人は誰もが、無限の可能性を持って生まれました。年を重ねるごとに、可能性
が減っていきます。それでも、なにかをやり遂げた自信があれば、新たな可能
性を探すこともできます。

年を重ねても、生きている限り、多くの可能性を持っているのではないでしょ
うか。「自分はこんなものだ」と、自分を粗末にしているのかもしれません。
自分を大切にすることは、自分を見捨てないことではなかろうかと思います。

人の一生は、一年一年の積み重ねです。一年は、一日一日の積み重ねです。
昨日いやなことがあっても、今日から、なにかを変えることはできます。
いつでも人は変われることを、忘れたくないものです。


師走になりましたが、今月を充実させれば、よい年だったと思えるのではない
でしょうか。この一年をよい年にするのは、まだまだこれからです。

終わりがよければ、それまでのことが良く見えます。
終わりがよければ、苦労したことも笑い話にできます。

終わりを大切にしたいものです。
有終の美を、飾りたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

プロ野球の契約更改で、前半は活躍したけれど、後半の優勝争いで勝てなかっ
た投手は評価が下がります。後半戦ほど、大事なのではないでしょうか。

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