◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
    週刊「よりよい生き方」     NO.789      17.03.12
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
  
○ ことばのちから ○


前向きに生きることは、前だけを見て生きることではありません。
立ち止まることも、振り返ることも、時には必要です。

悲しい時、つらい時は、泣いてもいいのです。
うれしい時、楽しい時は、笑えばいいのです。

自分の弱さまで認めると、そこから人は強くなるのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○心のままに○


人は、いろいろな経験を重ねながら生きています。良いこともあれば、悪いこ
ともあります。忘れてしまいたいこともあるでしょう。

時間がたって振り返ると、当時の気持ちとは違う感情がわくこともあります。
5年後と、20年後では、解釈が変わることもあります。

変えられない過去の事実も、見方を変えることはできます。見方が変わると、
それまで否定していたことを、受け入れることができるのではないでしょうか。

人には、それぞれの立場があります。その人にはその時、そうしなければなら
なかった事情があるかもしれません。想像力を働かせて、人の立場になって考
えると、たとえ許せなくても、理解することはできます。

事実として受け止め、現実を受け入れると、それまでの苦しみが嘘のように消
えることがあります。受け入れられないから、人は、悩んだり苦しんだりする
のかもしれません。

今は解決できなくても、時間がたてば解消する問題もあります。
今できないことは脇に置いて、今できることに集中すればいいのです。

拒否していたものを受け入れると、気持ちが楽になります。
否定していたものを肯定すると、視野が広くなります。

自分の心を狭くしているのは、ほかの誰かではなく、自分自身です。
自分で閉ざした扉なら、自分で開くこともできます。

人を許せない人は、自分を許せないのかもしれません。
自分を大切にできなければ、人を大切にすることはできません。

誰かへの怒りは、もしかすると、自分自身への怒りだったのかもしれません。
自分を許すところから、はじめればいいのです。

自分の弱さを、許せばいいのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>

寒い日が続きますが、桜の開花予報も発表されました。春は、すぐそこまで
来ています。

----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/  (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
         http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
    <ご意見・ご感想> iso87@bb.wakwak.com
    <ホームページ>  http://park10.wakwak.com/~ikigai
    <発行者>     礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2017 Hiroshi Iso                       もどる