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    週刊「よりよい生き方」     NO.790      17.03.19
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○ ことばのちから ○


チャンスは、いろいろなところに隠れています。

もうダメだと、あきらめていたら、幸運の手がさしのべられることもあります。
「捨てる神あれば拾う神あり」と言うように、悪いことばかりではありません。

ピンチはチャンスであることを、知っておきたいものです。
悪いこともあれば、いいこともあることを、知っておきたいものです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


悪いことが起きても、自分が悪いこともあれば、こちらには落ち度がないこと
もあります。交通事故でも、信号待ちの車に追突すれば、自分が100%悪い
のですが、交差点の出会い頭であれば、双方に責任があります。

自分がとるべき責任を果たせば、問題はないのです。自分のとれる責任以上を
果たそうとするところから、苦しみが生まれます。自分にできるのはここまで
と、線引きすることも、時には必要です。

人と人の間に起きる問題も、どちらかが一方的に悪いケースは少なく、双方に
原因があります。もちろん、それぞれ立場が違いますから、その人なりの言い
分もあるでしょう。

立場は違っても、ものの言い方をひと工夫すれば、トラブルは防げます。相手
を理解した上で意見を誠実に話せば、思いは通じます。自分の意見だけを主張
すれば、その場の議論に勝っても、相手の恨みを買うことになります。

人には心があり、感情があります。人格を否定することを言えば、相手はいや
な気持ちになります。相手は鏡ですから、相手がいやな思いをすれば、自分も
気分は良くないでしょう。

心ない言葉に傷つくこともあるでしょう。そういう時は、冷静になりたいもの
です。自分と相手を、客観的に見ると、相手に同情することもできます。客観
的に見るゆとりがないから、心が傷つくのではないでしょうか。

相手の言葉をいったん受け止めて、理性的な判断をすれば、解釈も変わります。
マイナスの言葉を、プラスの言葉に変換するのも、理性の力です。

理性が働けば、争いを防ぐことができます。
理性を働かせるためには、心のゆとりが必要かもしれません。
心のゆとりは、意識をすれば、いつでも持つことができます。

忙しい時は、この仕事が終わった後の開放感を想像すればいいでしょう。
暇な時は、いつ忙しくなってもいいように準備をすればいいでしょう。

現状に左右されない意識を持てば、いつでも心のゆとりは手に入ります。
心のゆとりがあれば、外側は嵐でも、内側は平穏な状態でいられます。

心にゆとりを持ちたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

もしかすると私たちは、パソコンと同じように、心が持つ力の10%も使って
いないのかもしれません。まだ余力があることを、知っておきたいですね。

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