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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.791 　　 　 17.03.26
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○　ことばのちから　○


なくしたものが多いほど、心は強くなります。
つらい経験をすることで、人の痛みもわかるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


人は、さまざまな問題を抱えながら生きています。それは、大きなこともあれ
ば、小さなこともあります。問題を抱えながらでも、人は生きていけます。

健康に関する悩みを持つ人も多いと思います。僕も小学生の頃、交通事故で、
右足と右耳に後遺症が残りました。足の方は、走ることはできますが、正座が
できません。右耳は、まったく聞こえません。

それでも幸い、日常生活の支障はないと思います。足の方は、椅子が普及して
いますし、左耳が聞こえますから、普段の生活で困ることはありません。

片耳が聞こえないと、右隣との会話に不自由して、宴会で困ることもあります。
酒を飲まないので、重要度の低いと思う酒席は、欠席します。「参加は強制で
す」と言われる会では、ウーロン茶で酔ったふりをします。

割り切って考えれば、体の機能も、無いなら無いなりに、なんとかやっていけ
ると思います。自分の弱点を受け入れれば、苦しみも小さくなるのではないで
しょうか。

まわりには、大病とつきあっている人もいます。それでも、その人なりに受け
入れて、前向きに生活しています。自分の現状を受け入れることで、体の障害
とのつきあい方が見えるように思います。

健康を損なっても、心が健康であれば、うまくバランスが保てます。
「病は気から」と言うように、心の健康が大切です。
心の健康が、マイナスをプラスに変換します。

笑うことは、免疫力を高めます。
作り笑いでも、笑っているうちに、元気になれることもあります。

もちろん、お医者さんとの相談が必要な場合もあります。
状態に合わせて、お医者さんと、うまくつきあいたいものです。

ないものを憂うよりも、今あるものに注目したいものです。
現実を受け入れるところから、人の知恵が働くのではないでしょうか。

知恵を働かせたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

笑うことが心の健康に役立ちますが、泣くことも心の健康に役立ちます。
悲しい時は、無理をせずに泣いてもいいのです。

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