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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.794 　　 　 17.04.16
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○　ことばのちから　○


人間は誰もが、たおれても、そこから立ち直る力を持っています。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


プロ野球のシーズンが、開幕から２週間たちました。好発進のチームもあれば、
出遅れたチームもあります。負けが続くと、選手はいらいらします。ファンも
同様に、気分もよくないでしょう。

スタートで出遅れても、シーズンは長いので、挽回のチャンスはあります。
セ・パの交流戦もありますから、ここで流れが大きく変わることがあります。

シーズンは、リーグごとの勝率で優勝チームが決まります。しかし交流戦では、
違うリーグと対戦するため、大きく開いたゲーム差が縮まることもあります。
交流戦で潮目が変わることもありますから、ファンとしては、出足につまずい
ても希望が持てます。

人生も、どこかで潮目が変わります。順風満帆だった日々が、あることをきっ
かけにして、大きく流れが変わることがあります。当人としては、ある日突然
に、と思うでしょうが、その予兆はどこかで始まっていたはずです。

前ぶれに気づけば、修正しながら難をのりきれます。
それに気づかないと、大きなダメージを受けます。

しかし、いかなる災難に遭おうとも、人はそこから立ち直る力を持っています。
命があれば、いくらでも挽回は可能です。

自分が行こうとした方向とは違っても、全体でとらえれば、あれがあって良か
ったと、思えることがあります。目先にとらわれず、長い目で見たいものです。

自分が幸せだったかどうかは、自分で判断することです。まわりから見れば波
瀾万丈でも、自分が良い人生と思えば、それが最良なのではないでしょうか。

悪いことばかりが続いても、どこかで潮目が変わります。
悪いことの中にも、良い方向に向かうきざしがあります。
良いことが続かないように、悪いことも続かないことを、知りたいものです。

大きな目で見れば、世の中は美しく、人生は甘味なものです。
今はつらくても、どこかで潮目が変わることを、知っておきたいものです。

いかなる状況にあっても、希望だけは、捨てたくないものです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

出だしは良くても、終りはみじめなことがあります。
出だしが悪くても、最後は栄冠に輝くこともあります。

目先に一喜一憂するよりも、長い目で見たいものです。

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