◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
週刊「よりよい生き方」 NO.796 17.04.30
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
○ ことばのちから ○
自分を甘やかすことと、自分を大切にすることは違います。
自分を甘やかす人は、人に厳しくなります。
自分を大切にすれば、人を大切にすることができるのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○心のままに○
人間関係がこじれる原因のひとつに、考え方の相違があります。
相手が悪いと決めつければ、溝は埋まりません。自分は悪くないと思い込んで
相手を責めますが、一方だけが悪いケースはまれです。自分にも、どこか問題
があるのではないでしょうか。
人は、顔が違うように、考え方が違います。
違いに気づかないと、いつまでも相手は悪者です。
自分が正しくて、あなたが間違っていると、相手も思っているかもしれません。
しかし冷静になって見方を少し変えれば、相手の事情に気づくことがあります。
言葉にしなかったために、誤解が生じることもあります。
中には、水と油という人もいるでしょう。
そういう人とは、適度な距離を置くことで冷静になれます。
自動車の事故を防ぐ方法は、適度な車間距離を保つことです。距離があれば、
ブレーキも間に合いますが、距離が近いと、ブレーキが間に合いません。
車間距離のように、苦手な人との距離が適切であれば、ストレスも減るのでは
ないでしょうか。苦手な人に対して、挨拶だけはする、という選択もあります。
挨拶をしていれば、なにかを頼む時もスムーズにいきます。
割り切って考えれば、相手のことを必要以上に考えなくてすみます。
人それぞれ性格も違えば、生きてきた環境も違います。もしかすると、相手を
許せずにいる自分が歯がゆいから、腹が立つのかもしれません。
そもそも、人と人は合わない、という発想からはじめるのもいいでしょう。
嫌いな人がいてもいいのです。合わない人がいてもいいのです。
そう考えれば、気持ちのズレがあっても、許容範囲に収まります。
人と人は、うまくいっていても、なにかの拍子で険悪になることがあります。
うまくいかなかった人と、なにかをきっかけに親しくなれることもあります。
無理をせず、自分にできることをすればいいのです。
まず仲のいい人を、大切にすればいいのです。
人を嫌わない方法は、必要以上に、その人のことを考えないことです。
考えすぎるから、よけいに腹が立つのではないでしょうか。
苦手な人のことを、考えすぎないようにしたいものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>
好き嫌いがあるのは、人間として自然なことです。自然に逆らうところから、
苦しみが生まれるのではないでしょうか。
----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
<ご意見・ご感想> iso87@bb.wakwak.com
<ホームページ> http://park10.wakwak.com/~ikigai
<発行者> 礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2017 Hiroshi Iso もどる