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    週刊「よりよい生き方」     NO.799      17.05.21
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○ ことばのちから ○


行き詰まった時は、逆の発想をしてみるのもいいでしょう。
立場を変えて考えると、活路が見つかるのではないでしょうか。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


誰かと対立した時は、「戦わずして勝つ」ことを考えるのもいいでしょう。
「負けるが勝ち」という考え方もあります。相手を論破すれば、その人から恨
まれます。人から恨まれて、自分が得をすることはありません。

勝って気まずくなるよりも、相手に花を持たせるほうが、後々有利になること
もあります。敵を作るのは簡単ですが、味方をつくるには、知恵が必要です。
相手を気持ちよくさせる人は、知恵のある人です。

自分に心があるように、人にも心があります。
考え方は違っても、自分がされていやだなと思うことは、人もいやなことです。

自分がされていやなことを、人にしないことは、人間関係の基本です。
これを心がければ、感謝はされなくても、敵を作ることはありません。
敵を作らなければ、ストレスが増えることもないでしょう。

自分の立場が下であれば、相手に合わせようとします。しかし立場が上であれ
ば、相手が合わせるのが当然と、考えたくなるでしょう。立場が上になった時
に、人間性が試されます。立場が上になるほど、謙虚でありたいものです。

親と子であれば、親が上と考えたくなりますが、子供にも心があります。親は
経験が豊富ですから、よかれと思って「こうしなさい」と言います。そうする
と子供は、自分で考えなくなります。子供の伸びようとする芽を摘んでいるの
は、親なのかもしれません。

自分がされていやなことは、人にしない人でありたいものです。
自分がされてうれしいことを、人にできる人になりたいものです。
この2つを実践するうちに、知恵が養われます。

因果応報のごとく、自分が与えたものを、いつか自分が受け取ることを意識す
れば、人に親切にできるのではないでしょうか。

人には、親切にしたいですね。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

視野が狭くなると、ひとつの答えを求めます。しかし答えは、ひとつだけとは
限りません。もうひとつの答えを探すところから、視野が広くなります。

もう一人の自分を想像することで、視野が広まるのではないでしょうか。

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