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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.805 　　 　 17.07.09
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○　ことばのちから　○


人は、悲しみを知るから、喜びを見つけることができます。

喜びを感じる心は、悲しみや苦しさを味わうことによって磨かれるのです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


恥の上塗りは、恥をかいた上に、さらに恥をかくことです。こういう事態は避
けたいのですが、目先にとらわれるところから起こりがちです。

うそをつけば、それをごまかすために、うそを重ねることがあります。つじつ
まを合わせるために、やむを得ない場合もあるでしょう。いつの間にか、うそ
をつくことに鈍感になります。

悪いことは連鎖します。どこかで鎖を切らないと、自分自身を苦しめます。
悪いことの鎖を切る方法は、すなおになることです。

すなおさは、心の中に悪い要素を含まない状態です。
心がきれいであれば、うそをつく必要もなく、恥をかくこともありません。

自分の非を認めれば、行動を改めることもできます。
あやまる人がいれば、すなおに「ごめんなさい」と、あやまればいいのです。
あやまることや、間違いを認めることには、ほんのすこしの勇気が必要です。
小さな勇気があれば、悪いことの鎖を断ち切れるのです。

すなおになれば、いつまでも悪いことは続きません。
すなおになれば、悪いことから学ぶこともできます。

心は体と違って、いつでもリセットすることができます。
すなおになることは、心を良い状態に向かわせることです。

子供の頃は、誰もがすなおな心を持っていました。
さまざまな経験の中で、すなおさを忘れていたのかもしれません。
忘れていたものは、いつでも取り戻すことができるのです。

悪いことがあったら、すなおな心になりたいものですね。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

すなおになると、許せなかったことも、許せるようになります。すなおさが、
心を大きくするのではないでしょうか。

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