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週刊「よりよい生き方」 NO.806 17.07.16
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○ ことばのちから ○
学生時代、勉強していなかった自分を悔いることもあるでしょう。
それでも人は、いつでも学ぶことができます。
いつからでも、はじめることができるのです。
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こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
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○心のままに○
困難に当たると、気持ちが高ぶったり、落ち込んだりして、平常心を失います。
平常心を失うと判断力が鈍って、楽な方に逃げることもあるでしょう。そうす
ると、悪いことも重なります。
困難を切り抜ける近道は、なにかに集中することです。
集中すると冷静になれます。冷静になれば、平常心を取り戻します。
目前の問題に集中するのもいいですし、自分を取り戻すために、いったん違う
ことをするのもいいでしょう。なにかに集中すればモヤモヤも消えて、頭がス
ッキリします。
学生時代のテストで、先生から「詰まったら、できる問題から解いてくださ
い」と、聞いたことがあります。違う問題を解くうちに頭が冴えて、手詰まり
していた問題も解けることがあります。これは試験だけではなく、いろいろな
ことに応用できます。
目先にとらわれると、視野が狭くなります。
いったんその場から離れると、違う見方ができるようになります。
悶々としていると、時間の少なさに焦りますが、平常心になれば、時間がある
ことに気づきます。平常心は、時間を味方にすることもできるのです。
今すぐに対処しなければいけない問題は、そんなに多くはありません。
一晩寝て、次の日にスッキリした頭で解決できることもあります。
むしろ時間をかけた方が賢明な場合もあるでしょう。
焦りは後悔を引き寄せますが、冷静に対処できれば後悔することもありません。
行き詰まりを感じた時は、冷静になりたいものです。
平常心でものごとに挑めば、難題と思われていた事態も突破できます。
平常心でいることは、いちばん良い状態の自分でいることです。
自分に解決できない問題が、我が身に降りかかることはありません。
いちばんの自分になれば、目の前の問題も解決できるのです。
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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>
好きなことをしていると、本来の自分でいられます。好きなことをすると、心
のバランスも良くなります。好きなことをしてから、問題に当たるのもいいの
では、と思います。
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