◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
週刊「よりよい生き方」 NO.812 17.08.27
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
○ ことばのちから ○
言葉を大切にすると、まわりを大切にすると同時に、自分を大切にします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、発行者の礒ひろしです。
「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○心のままに○
「言葉には力がある」と、古来より言われました。霊のようなものが宿ると信
じられたり、言葉による動機付けで夢を叶えた人もいます。
プラスの言葉を使えば物事がうまくいったり、マイナスの言葉を使えばうまく
いかない、と解説する書籍もあります。科学的な解釈は別として、言葉が人に
与える影響の大きさは、否定できないと思います。
制御のしやすさという観点では、比較的コントロールしやすいのは言葉です。
心をコントロールしようとしても、なかなか思い通りにいきません。姿勢を整
えようとしても、猫背が治らないこともあります。
心や体に比べて、意識的にやり方を変えられるのは、呼吸と言葉です。呼吸も
言葉も口から出ます。つまり口から出るものは、意識をすれば変えられます。
ある人は、心と体をつなぐのは呼吸と言いました。現代人の多くは、浅くて速
い呼吸をします。焦れば焦るほど、呼吸は速くなります。
ラジオ体操で深呼吸をするのは、普段の呼吸を変える試みです。大きく息を吐
き出せば、しっかりと空気を吸い込めます。これによって心が落ち着き、体の
バランスもよくなります。
言葉を出した後は、それを聞いた人の判断になります。悪くとらえられること
や、悪い噂が流れる元にもなります。つまり言葉は出してしまったら、自分で
はどうにもできません。
ストレスが増える原因のいくらかは、自分が発した言葉にあるでしょう。
自分が発する言葉を変えると、まわりの印象がよくなることがあります。
まわりの印象がよくなればストレスも減り、心にも体にもよい影響を与えます。
自分が発する言葉次第で、自分の健康を保てるのではないでしょうか。
言葉は、人と人の橋渡しをする役割と、自分の心と体をコントロールする役割
があります。良い言葉を使うことで、人間関係が改善したり、自分が健康にな
ったりします。
言葉は、目には見えません。
目には見えないけれど、大きな力を持っています。
言葉を大切にしたいものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご購読ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
<あとがき>
「できると言えば、できる。できないと言うから、できないんだ」
言葉が持つ力を、見直したいですね。
----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000068952)
----------------------------------------------------------------------
○購読・解除・バックナンバーはこちらまで
http://park10.wakwak.com/~ikigai/z1300.html
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
週刊「よりよい生き方」 毎週日曜日発行
<ご意見・ご感想> iso87@bb.wakwak.com
<ホームページ> http://park10.wakwak.com/~ikigai
<発行者> 礒 ひろし (いそ ひろし)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
Copyright(C) 2017 Hiroshi Iso もどる