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    週刊「よりよい生き方」     NO.812      17.08.27
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○ ことばのちから ○


言葉を大切にすると、まわりを大切にすると同時に、自分を大切にします。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


「言葉には力がある」と、古来より言われました。霊のようなものが宿ると信
じられたり、言葉による動機付けで夢を叶えた人もいます。

プラスの言葉を使えば物事がうまくいったり、マイナスの言葉を使えばうまく
いかない、と解説する書籍もあります。科学的な解釈は別として、言葉が人に
与える影響の大きさは、否定できないと思います。

制御のしやすさという観点では、比較的コントロールしやすいのは言葉です。
心をコントロールしようとしても、なかなか思い通りにいきません。姿勢を整
えようとしても、猫背が治らないこともあります。

心や体に比べて、意識的にやり方を変えられるのは、呼吸と言葉です。呼吸も
言葉も口から出ます。つまり口から出るものは、意識をすれば変えられます。

ある人は、心と体をつなぐのは呼吸と言いました。現代人の多くは、浅くて速
い呼吸をします。焦れば焦るほど、呼吸は速くなります。

ラジオ体操で深呼吸をするのは、普段の呼吸を変える試みです。大きく息を吐
き出せば、しっかりと空気を吸い込めます。これによって心が落ち着き、体の
バランスもよくなります。

言葉を出した後は、それを聞いた人の判断になります。悪くとらえられること
や、悪い噂が流れる元にもなります。つまり言葉は出してしまったら、自分で
はどうにもできません。

ストレスが増える原因のいくらかは、自分が発した言葉にあるでしょう。
自分が発する言葉を変えると、まわりの印象がよくなることがあります。
まわりの印象がよくなればストレスも減り、心にも体にもよい影響を与えます。
自分が発する言葉次第で、自分の健康を保てるのではないでしょうか。

言葉は、人と人の橋渡しをする役割と、自分の心と体をコントロールする役割
があります。良い言葉を使うことで、人間関係が改善したり、自分が健康にな
ったりします。

言葉は、目には見えません。
目には見えないけれど、大きな力を持っています。

言葉を大切にしたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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<あとがき>

「できると言えば、できる。できないと言うから、できないんだ」
言葉が持つ力を、見直したいですね。

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