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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.820 　　 　 17.10.22
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○　ことばのちから　○


過去を変えられなくても、今できる最善を尽くせばいいのです。
今を大事にすることが、やがて大きな喜びを引き寄せます。

今を大事にするコツは、今やっていることを楽しむことです。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


思いやりの心は、誰もが持っています。自分以上に、誰かを大事にしたいと思
う気持ちから、愛が育まれます。

純粋な愛は、見返りを求めません。赤ちゃんに接する母親は、大きくなったら、
こうしてもらおうなどと考えません。その時できる最善を考えて、子供に接し
ます。愛は動詞であり、何らかの行動をすることです。

やさしい言葉をかけたり、笑顔で接するのもいいでしょう。
何かをしてもらって、「ありがとう」を言うのも、ひとつの愛かもしれません。
自分がしてもらって、うれしいことを、相手にする行為は愛だと思います。

見返りを求めなくてもいいのです。何らかの形で、自分が注いだ愛は帰ってき
ます。「情けは人のためならず」と言うように、人に親切にすれば、巡り巡っ
て自分に戻ります。温かな気持ちで人に接することは、長い目で見れば、自分
のためになるように思います。

時には、かわいさ余って憎さ百倍となることもあるでしょう。
愛を注いでも、自分の思い通りにはならないこともあります。

それでも、人を愛する気持ちは持ち続けたいものです。
人を思いやる心は、自分を大事にすることと共通です。
注いだものが、自分に返ってくることを知りたいものです。

愛を注げば、愛が返ります。
怒りを注げば、怒りが返ります。

自分が注いだものが、なんらかの形で、自分に返ってきます。
良いものを注ぎたいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

自然の前には、人間は無力なのかもしれません。それでも災害への準備だけは
したいものです。災難に遭わないことを願います。

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