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　　　　週刊「よりよい生き方」　　　　 NO.821 　　 　 17.10.29
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○　ことばのちから　○


時には、思い切り泣くのもいいでしょう。
涙には、心の浄化作用があります。


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こんにちは、発行者の礒ひろしです。

「人のため」を理念として、「よりよい生き方」を企画しました。
人間学をベースに学んだことをご紹介しながら、皆様と共に「人間として」
前進できればと願っています。

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○心のままに○


マイナスを苦にするところから、苦しみの連鎖がはじまります。マイナスの感
情がわくと、これではいけないと焦りが生まれます。焦りが大きくなると、自
分を見失います。

不安や心配、悔しさや情けなさで、心が暗くなることもあるでしょう。深い悲
しみがあれば、もう立ち直れないと思うこともあります。まわりから励まされ
ると、いっそう自分が惨めになります。

しかし心がマイナスであっても、それを受け入れるところから、プラスに変わ
るきっかけがつかめます。マイナスはいけない、という風潮に惑わされること
なく、今の自分を受け止めればいいのです。

人の心には、善もあれば悪もあります。プラスもあればマイナスもあります。
そういったものを含めて、人は生きています。落ち込むことも、人生には必要
です。苦しむことや怒ることも必要でしょう。

心がマイナスに支配されたら、自分をまるごと受け入れればいいのです。今の
自分でもいいんだよと、自分を肯定すればいいのです。自分を肯定すると、冷
静さを取り戻します。冷静になれば、フラットな自分に戻れます。

マイナスがあってもいいのです。
自分の弱さを知るところから、人は強くなるのです。

苦しみを知るから、人を思いやる心が生まれます。
悲しみを知っているから、人にやさしくなれます。
マイナスを知るから、人の痛みもわかるのです。

心がマイナスになる時は、自分を見つめ直す好機です。
自分を見つめ直すところから、はじめればいいのです。

マイナスになった時こそ、自分を許したいものです。


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ご購読ありがとうございました。
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＜あとがき＞

うまくいかなかった時は、ゼロからはじめればいいのです。
何度でも、やり直せるのです。

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